大菊栽培(その14) もどる トップページにもどる
11月4日 審査が終わっている午後4時に、妻を連れて審査会場にいきました。 まずは切花から。 国華金山が3着 |
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泉郷五色が4着 泉郷旅心が5着 泉郷ひな祭が6着 国華金山は、昨日ビシッと花弁を組上げたのに乱れていました。 やはり当日持ち込めばよかったでしょうか。 泉郷ひな祭は、花芯に綿を詰めて見事なオチョコを作ったので一番自信があったのですが6着でした。上位を狙うにはやはり花の大きさなのかな。 |
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続いてダルマ 泉郷五色が、首席を獲得しました!! おまけに観光協会会長賞の副賞付きです。 |
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泉郷旅心は3着でした。 個人的にはこちらの方が首席かなと思ったのですが。 |
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最後に福助! 5着に岸の北極光が入りました。 花弁はしおれていました。 このあとの一般展示でカッコいい姿を見てもらえないのは残念です。 来年はシェードをしないぞ。 |
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4着には泉郷旅心が、3着には太平の花暦が入りました。 泉郷旅心はもっと上位だと思ったのですが。 |
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2着には、国華金越山が入りました。 自分でも初めて満足できる仕上がりで、首席を狙っていたのに、惜しかったです。 植える花夢さんすみませんでした。 では首席は誰だ! |
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首席は泉郷五色でした。 花痛みが少しあるので心配していましたが、首席を獲得しました。 花芯にティッシュペーパーを詰めて、形を作ったのが良かったのでしょうか。 あら!!首席から5等まで独占? |
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やってしまいました。 うれしいのですが。すごい気まずいです。 と言うより、この菊花会はダルマと福助よりも3本仕立てを重視しているので、この部門に的を絞って狙っていた私だけが一人でハリキッていたのです。 何はともあれ、ダルマ、福助の2冠達成です。 妻いわく、『観光協会から旅行券の副賞がでないの?』だって。 また競技花も見て、『何であなたが2着なのに区議会議長賞もらったの?1着はなに?』(さあ私もわからない) |
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出品しなかった福助を会社に持っていきました。 みんなから綺麗ねと褒められました。 品評会には出せなかったけど、この菊も会社の人に褒めれれて満足でしょう。 |
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ちなみに菊は全部玄関に飾っています。 超派手なガーデニングなのですが、毎年のことなので近所の人ももう驚きません。 |
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11月5日 出張中に日比谷公園によって、東京都観光協会が主催する菊花展を観察しました。 3つの菊花会が合同で主催しているのですね。 3本仕立てより、切花とダルマ、福助に重点をおいているみたいです。 ダルマ、福助とも、新花はなく、泉郷五色、泉郷旅心、泉郷富水、国華金山、国華越山が目立ちました。 写真はダルマの泉郷旅心 |
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昨日まで自信満々だったのですが、日比谷大会の出品花をみると、自分はまだ初心者なんだと実感させられます。 福助にしても、ダルマにしても花が2回りほど大きいのです。 おそらく審査はまだやっていないのと思うので、審査当日はもっとすごいのが出てくるのを考えると、なんだか悲しくなってきます。 |
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とりあえずは、じっくりと観察しました。 また売店で、来年の福助用のアルミポール24本と『酸素が一番』をゲットしました。 また苗の即売会で、『泉郷富水』と『泉郷花便り』の秋苗を切花用にゲットしました。 よし10年経ったらここに出品するぞ。 |
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10月7日 文化センター会場の撤去をしました。 ほとんどの花がしおれているのに審査対象外の『国華横綱』は、ほとんど変化がありません。真上から見なければ、いい花だと思うのですが・・・。 役員がこの切花もらっていいか?と聞いてきたので、3花すべてあげました。 花もまた飾ってもらえるので喜ぶだろうと思っていたら、『これで新芽がとれるかね?』だって。(おいおい) |
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午後、神社の会場に行って、賞に入らなかった『泉郷ひな祭』『泉郷旅心』の手入れをしました。 ちょうど満開です。泉郷旅心の天の走り弁が伸びていないのは残念でしたが、老化した管物の中で、輝いています。 そうそう、菊花展を見に来るお客さんは、けっこう堂々と菊の花に触ろうとするのです。私の競技花を風船みたいに両手でわしづかみにしているのを、何度も目撃しました。 (さわるなら、私の菊の隣りにある首席の花にしてちょうだい!) |
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家に帰って、秋苗を定植しました。 左から、泉郷花便り2苗、泉郷富水です。 |
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11月9日 今日は周辺で開催している菊花展を見にに行きました。 まずは、世界的に有名なお寺の菊花展。 ここは、地元企業の協賛の懸崖菊がたくさんありました。 3本仕立てが中心で、約200鉢ほど、しかし切花、ダルマ、福助は、ほとんどありませんでした。 福助は2鉢、ダルマは3鉢しかありませんでした。 よく出品されている花は、厚物は『富士の輝き』、『富士の新雪』『国華金山』、『国華越山』、管物は『精光の朝』、『開竜秋峰』、『泉郷情熱』でした。 |
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続いて2会場目。 ここはこじんまりとしていて、活気がありませんでした。 全部で100鉢ほどでしょうか。管理している人に聞いてみたら、昔は会員が大勢いたのですが、人が減ってしまっているそうです。 よく出品されている花は、厚物は『国華金山』、『国華越山』、管物は『泉郷情熱』でした。 |
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3会場目。 ここは、神社なのですが。企業協賛の懸崖も多く、菊人形もあり、かなり盛大でした。 3本仕立てだけで、200以上あり迫力がありました。 よくみると、同じ名前の人がたくさん入賞していました。茨城県の人が、出品しているそうです。その人の名前だけで切花ダルマ福助あわせて30鉢以上ありました。 |
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ダルマ、福助が30鉢づつあり、この部門も活気があります。 よく出品されている花は、厚物は『富士の輝き』、『富士の新雪』、『太平の銀峰』、『国華金山』、『国華越山』、管物は『精光の朝』、『開竜秋峰』、『天女の名所』、『泉郷富水』、『泉郷情熱』でした。また新花では『泉郷財宝』だけがありました。 切花では細管で『精光桃姫』、『精興桜美』、『泉郷花便り』が目立ちました。 |
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ダルマ、福助の審査結果を見たかったので、また日比谷公園に行きました。 福助では、一番大きな花が有利だと思ったのですが、花の美しい鉢が首席でした。 花の組み方がすごく綺麗です。 上位入選作をいろいろ見てみると、輪台はけっこう大きいものを使っていました。 |
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1時間ほど3団体の花をじっくりと観察して、公園内を4周もしてしまいました。 3本仕立ての分岐位置や胴切位置、品種確認など、じっくりと観察しました。 秋苗では、『富士の輝き』を入手しました。 ちなみに菊花会の人に『菊花会に若い人はいますか?』と質問したところ、若くて50代だそうです。 『じゅうようかい』でなく『ちょうようかい』ですよと言われちゃいました。 ここはおそらく日本で一番古い菊花会だそうです。 『10年経ったら入会します』と言ったら、『今から入っておくと定年退職後が楽しくなるよ。また、若い人が入ると会としても助かるよ』ですって。 うーん5年後かな? |
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11月10日 昼に会社を抜け出して、自分の花の状態を見にいきました。着いたとたんに見知らぬ女性の方から『先生が来た!』ですって。(おいおい!) まだ新人の若者なのでそんな言い方はしないで下さいと言ったら、福助の栽培に興味があるのでぜひ栽培方法を教えてくださいとのこと。その人は女性で私は初めてお会いしたと思ったのですが、同じ菊花会の会員だそうです。実は以前会っているようで彼女は私のことを知っているそうです。 『講習会に出ていないのになんでそんなに上手なの?』と聞かれたのですが、私は講習会に3回全部出席しているのにおかしいと思ってよく聞くと、会の公式講習会とは別に、役員宅で月1回やっているそうです。 私がこの福助は『週2回の液肥と、お盆から追込みました』と言うと、そんな方法があるのですかですって。液肥についても国華園の大菊液肥Vを知らないみたいだし、初心者は肥料を与えすぎて失敗するということを講習会で言われたので肥培はしていないそうです。 『挿し芽は自分でするのですか?』とか『どうやって高さを調整するのですか?』とか、いろいろ聞かれました。 女性で3本仕立ての大鉢は大変なので、福助か盆栽菊がやりたいそうです。またせっかくの会員なので、菊花展に出したいのだそうです。今回は出していなかったようです。 自分としても福助の部門を盛り上げることができるのなら、栽培情報を喜んでお話します(本の知識はあるけど経験がまだ無いのですが)と答えました。 それにしても、その役員の講習会ではいったい何を教えているのかが気になります。 |
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11月11日 以前、友人に苗をあげたのですが、花が咲いたので輪台が欲しいといわれたので、自分の在庫も無いし、近くのホームセンターに買いにいきました。 なんと、菊のコーナーが無くなっているではないか!商品はどこにあるのかさがしたところ、特売品としてワゴンの中で全て半額で売られていました。 季節物なのでしょうがないですが、なんかさびしい感じがします。 でも輪台は来年も使えるし、この前の台風で乾燥肥料を駄目にしたので、御礼肥用の国華園の乾燥肥料を格安でそれも大量にゲットしました。 また、実家の母親からメールが届きました。内容は、『たくさん賞を貰ったのだから、先輩の顔を立てる意味でも、菊花会にご祝儀を包むのが礼儀ですよ!』ですって。 やっぱり一般的にはそうなんだろうな。しかしこの出費は痛い! |