15年度の状況

15年度 生育品種
     
  3本仕立て                    福助作り
         国華横綱   2鉢               国華横綱   2鉢   
         泉郷ひな祭  2鉢               泉郷ひな祭  2鉢
         玉光院     2鉢               玉光院     3鉢



  育成状況の概要(挿し芽から開花まで)

 5月に挿し芽、5月20日に4号ポリポットに移植、6月15日に5号鉢に移植、7月12日上旬に定植。
 今年は初めて胴切りというのをやった。3茎の高さ調整と柳芽防止ということだが、脇芽の葉形が奇形してしまい大丈夫かと思ったが、その後は何とか順調に育ってくれた。
 液肥は、初期は大菊液肥NとKING、8月下旬から大菊液肥VとKINGを、9月からは大菊液肥PKとKINGへと順に変えていった。
 国華園の月刊誌を見て分かったのだが、『液肥の追込み』ということを初めて知った。
 そして以降は肥料をやらないし、逆に窒素分をクイーン等で取り除かないといけないなんて、NHK趣味の園芸や参考書のテキストにも載っていなかった。
 ここのテクニックを知っているかどうかで、多分差がつくのではないのかと思う。
 知らなければ開花直前まで液肥をたっぷりやっていたし。


11月8日 家の前で菊花展
 今年の出来は、けっこう満足しています。
 特に泉郷ひな祭りは特に気に入っています。近所の人も毎年のことながらびっくりしていました。特に一文字菊を見たことがないようで不思議そうに見ていました。

 今年の反省点
 国華横綱(厚物)の開花中に、雨に3回も当ててしまったため花が汚くなってしまいました。 また花弁が乱れてしまいました。走弁に刺ができると言うことは過肥だと本に書いていたので、肥料配分を考えなくてはいけないです。そして花の中心が3茎ともバラバラで真上を向いていないので、見栄えが良くありません。
 一文字菊の花弁をもう少し綺麗に配置したかったです。参考書にも載っていなかったので分からなかったです。 開花後にしおらせて綿を詰めて型を整えるってNHKでやっていたけど、開花後だったし自信もなかったのでやめました。多分必要ない花びらもその時抜くんだろうな。

 泉郷ひな祭り(管物)については特にはないが、ビーナインによって茎間が長かったり短かったりしているので、かけ方や倍率に注意して、全体の見栄えをアップしようと思います。
 また菊花展で入賞した管物を観察したのですが、何か気品みたいなもの(病弱な美少女の様な?)が感じられました。花の大きさだけじゃないらしい。

  ということで来年の課題

  @ 雨の当たらない咲かせ場(パーゴラ)を作る。
  A 窒素残留試薬を導入してみる。
  B 一文字をうまく咲かせる。
  C ビーナインの倍率に気を使う
  D 盆養としての美しさを重視 


国華横綱

10月31日
 泉郷ひな祭り(管物)が、満開(人に見せられる状態)になり、3階のベランダから1階の玄関に下ろしました。
 つづいて11月3日には、玉光院(一文字)が満開となり1階に下ろしました。
 国華横綱(厚物)はちょっと遅く11月8日に満開(頂点まで開花)となりました。




泉郷ひな祭り

光玉院

6鉢を並べました


10月26日
 『国華横綱』と『玉光院』の花弁が垂れてきたので、3茎の高さ調整とラフィア(飾り用)で結びなおして、輪台を取付けました。
 『国華横綱』の花弁の中に、アブラムシと葉ダニを発見。この花弁段階では薬剤散布は多分できないので、オルトラン粒剤をまいてアブラムシだけでも繁殖しないようにした。ダニはまだ数えるほどしかいないので、様子を見ることにした。
 それにしても、花が白いので害虫がすぐに目立つ。ハダニの被害がなかったのでいないと思っていたが、いたのかも知れない。薬剤は3種類を10日おきにやっていたのに残念です。来年は新しい農薬を使いたいが、名人たちはどこで買っているのか?島忠・ドイトには殺ダニ剤が4種類しかない。
 

10月23日
 『国華横綱』の花弁が開いてきました。

10月19日
 国華横綱の花首が傾いたので修整具を使って修整しています。

       ホームページ立上げを考えたのが10月なので、これ以前のデータはありません。


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