大菊栽培日記                             トップページにもどる 



 中学三年生の時に、授業で菊の一本仕立てを栽培したのが始まりです。
 当時は丁寧に世話をしたかいがあって学校代表に選ばれ、札幌市の菊花展に出品されましたが、入選はしませんでした。(兄はその菊花展で入選している)
 その後は東京でアパート暮らしだったので栽培の機会がなかったのですが、結婚して一戸建てに住み、ガーデニングに興味を持ってきたところに、近所のホームセンターで大菊の苗を発見しましたので、中学生時代から15年ぶりに育ててみようということになりました。

 初年度は適当に、次年度は参考書を買って菊資材もそろえて育てましたが、思ったような花が咲きませんでした。 秋の菊花展で注意深く観察してみると、葉も花も背丈も自分で育てた菊とはちょっと違っているようだったので、これはひょっとして大菊の品種ではないか?と思い、15年度より国華園から『国華横綱』『泉郷ひな祭り』『玉光院』の3苗を入手、肥料も国華園ブランドでひと通り揃えました。
 更に16年度は、地元の菊花会に入会し、菊花展に初出品しました。 まずは入賞が目的だったのですが、競技花で区議会議長賞、ダルマで優等首席と観光協会会長賞、福助で優等首席から5位まで独占してしまいました。はまってしまいました。
 17年度は、ウチダケミカルの液肥と培養土に変更して、切花で優等首席と観光協会会長賞をとりました。また首席は逃したけれど一文字菊がお客さんに大人気でした。
 18年度は、調子にのって栽培場であるベランダに夜間作業ができるように工事用蛍光灯を設置したところ、これが光害となって菊の生長が狂ってしまい花が咲かなくなり、まともな出品もできずにお粗末な結果となってしまった。
 19年度は、ダルマが全滅してしまいました。新しい菊花会に入ったつもりだったが入会していないとのことで出品できず、欲求不満な結果になってしまいました。でも、光害対策や培養土の配合、そして菊の成長の過程において、何か把握できたものがあったような気がしました。
 20年度は、2つの菊花会で賞をいただき、3年ぶりに美酒にありつけました。しかし、2つの菊花会をかけ持つことは、勤め人にとっては困難であるため、泣く泣く菊花会を1つに絞ることとなりました。
 21年度は、1つの菊花会に集中し、3本仕立てをやめて、切り花・ダルマ・福助に絞ったことで満足いく結果になりましたが、上村先生の『全国大会を目指せ』というお言葉に心動かされるものがありました。
 22年度は、最高峰の日比谷デビューを果たすことが出来ましたが、トップクラスと実力の差を見せつけられて、ますます向上心が生まれました。
 23年度は、忙しかったが、まあまあな成績を残せました。
 24年度は、所属菊花会の会長が交代し新体制になったので、初心者会員を辞めさせないように講習会を頻繁に開催しました。
 25年度は、一文字の切花が、念願である日比谷で首席をとりました。
 26年度は、超早咲き傾向にあったのですが、満足する栽培が出来ました。また、栽培場にミスト装置の導入や、HPにユーチューブ動画を入れるなど、自分なりに楽しい栽培ができました。
 27年度は、スプレー菊にチャレンジしてみました。
 28年度は、本格的にスプレー菊の普及活動をしてみようと考えています。
 29年度は、仕事が忙しいので、ちょっと手を抜きながら続けていこうかと思います。
 30年度は、ちょっと疲れたかな。でも続けます。
 31年度は、新しい会員さんも入りましたので、サポートしていきます。
 令和2年度は、スプレー、嵯峨菊に力を入れていきます。
 
期間(令和元年度) 主な内容
栽培日記(その1)   2月15日から 冬至芽の管理、挿し芽、ダルマ
栽培日記(その2)  7月26日から10月2日 福助、シェード、着蕾
栽培日記(その3)  10月10日〜

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