大菊栽培(その7)                     もどる   トップページにもどる


8月15日
 菊の記録を付けます。
品 種 草丈(鉢底から天の先) 前回(8月1日) 伸び(一日当り伸び) 備考
金越山@
金越山A
富士の輝き@
富士の輝きA
玉光院
新玉光院@
新玉光院A
国華建国
聖光華宝
70cm
72cm
80cm
82cm
88cm
91cm
62cm
76cm
71cm
62cm
65cm
73cm
74cm
82cm
82cm
55cm
69cm
63cm
8cm(0.5cm)
7cm(0.4cm)
7cm(0.4cm)
6cm(0.4cm)
6cm(0.4cm)
9cm(0.6cm)
7cm(0.4cm)
7cm(0.4cm)
8cm(0.5cm)
胴切り
胴切り

胴切り


5/13挿し芽
競技花、胴切り
5/13挿し芽

金越山

玉光院、新玉光院

富士の輝き

国華建国、聖光華宝

富士の輝き(切花用)

玉光院、新玉光院、聖光華宝、(切花用)

ダルマ苗

福助苗

8月18日
 近所に所属菊花会に去年入会した新人さん(60代ですが)がいる。行きつけのホームセンターの経路にあるので、土日はその家の前を通って、会えば声をかけようと思っていたがなかなか会えなかった。
 7月中旬の夕方に家の前を通った時、すべての菊が栽培棚に無いのに気づいた。おかしいと思って声をかけてみると、夕方に家の中にしまって、シェードしているとのこと。7月末にシェードをすれば良いと菊の会長から言われたそうだ。シェードをするのは8月末であり1ヶ月早いとのことを伝えたが、うんうんと返事はするけど私の意見など聞く耳を持たないような感じであった。 やはりこんな若者に言われても信用できないのであろう。(去年は私も菊を出していないので、説得力が全くないしね。)

 そして、久しぶりにその家の前を通ってみると、夕方なのに菊が並んでいた。そしてなんと、1cm位の芯蕾がみごとに着いていたのである。ちょうど水やりをしていたので声をかけてみると、やはりシェードは8月末の間違えであったとのこと。蕾の付いた苗を会長に指摘されて初めて気づいたそうです。
 詳しく聞いてみると、菊は光の影響を受けやすいことや、去年菊花会のベテランが光害で出品できなかったのを聞かされて注意しようと思い込んでいたそうです。(おいおい、それって僕のことじゃなのか?)
 とりあえず、シェードはやめて普通に管理することにしたそうですが、この見事な蕾をまた長日にさらしてしまうと蕾が消滅してしまうと思われる。
 その新人さんの片手には缶ビールがあった。話を聞くと夕方に3本くらい飲んで良い調子に酔っ払っうそうです。 なるほど、7月にアドバイスした時も、酔っ払って覚えていなかったのでしょう。
 蕾が消滅することを言ったところでたぶん覚えていないのでしょうから、助言することはやめました。
 まあ、好きな菊をいじりながら一杯やること自体が楽しいものです。

 また、菊花会ネタを書いてしまった。   

8月26日

 今年は忙しくて、5時に仕事から帰ることが出来ないため、シェードの計画を立てていない。
 とりあえず、去年は光害で悲しい思いをしたので、その対策だけでもやろうと考えた。
 まずは、向かいのマンションの照明をよけるカーテンを作りました。
 スダレを巻き上げる原理を応用すれば、子供でも操作が出来そうです。子供に夕方スダレを操作してもらえれば早く帰る必要もないし。
 用意したのは、スダレ巻き上げ紐と、1.8mの木の棒と連結釘、そしてステンレスパイプと遮光ネット50%です。
 
 少しゴワゴワしているが、何とか設置することが出来ました。
 これで開花が遅れることはないぞ。
 しかし、問題発生。
 スムーズに開閉してくれない。そして開閉には相当な力がいる。
 とてもじゃないが、小学1年生の息子には操作することはできないです。
 
 でも効果は絶大。暗くて新聞なんか読めません。

 さてどのようにして息子にやらせるか?

開閉前

開閉後(真っ暗です)

8月30日
 三本仕立ての玉光院の『人』の枝に異常発生。しおれてしまっている。茎の根元をみると蔓枯れ病みたいに黒くなっていた。でも『天』『地』の茎には異常がないので『人』だけ切り取って切り花用にすることにした。

 さて気になるスイッチだが、8月28日の朝に福助を確認してから、夜に確認した時に急に大きくなっているのがわかった。どうやら猛暑が去ってから秋を感じる時に勝手に入ってくれたようだ。でもスタートダッシュでつまづいているからどこまで大きくなるのか。
 今年のシェードは、蕾を確認してから行うことにします。

 今年は私自身のスイッチが入らない。
 

9月1日
 自作の『照明よけ』は、動作がいまいち。
 設置した後も、なんとか良い手段はないのだろうかと考えていた。一番良いのがブラインドであるが、近所のホームセンターで調べてみると幅168cm規格品で一本約8000円。2本必要なので16000円です。
 オーダーメイドだと一本14000円。絶対無理だと思っていた。
 しかし、たまたま散歩がてらに関西系のホームセンターをのぞいてみると、なんと一本2300円で売っているではないか。
 迷わず即買いです。幅168cm高さ138cmで2300円!当然アルミ製ブラインド。
 このホームセンターオリジナルの商品です。
 即取り付け。
 白色ですので昼間でも暗く感じませんし、ブラインドの角度調整で猛暑の日よけも期待できます。
 なにより開閉が簡単です。これなら子供でも下ろすことができます。
 
 
 そして、夜の遮光においては完璧。さすがアルミ製です。

 菊の栽培場はどんどん進化していきます。

完璧!

9月2日
 菊の記録を付けます。
品 種 草丈(鉢底から天の先) 前回(8月1日) 伸び(一日当り伸び) 備考
金越山@
金越山A
富士の輝き@
富士の輝きA
玉光院
新玉光院@
新玉光院A
国華建国
聖光華宝
82cm
87cm
--cm
92cm
--cm
102cm
72cm
92cm
89cm
70cm
72cm
80cm
82cm
88cm
91cm
62cm
76cm
71cm
12cm(0.7cm)
15cm(1.0cm)
----
10cm(0.6cm)
----
11cm(0.7cm)
10cm(0.6cm)
16cm(1.0cm)
18cm(1.1cm)
胴切り
胴切り
枯れたので処分
胴切り
『人』が枯れたので切り花用

5/13挿し芽
競技花、胴切り
5/13挿し芽

金越山

玉光院、新玉光院

富士の輝き

国華建国、聖光華宝

富士の輝き(切り花用)

聖光華宝、玉光院

 9月2日の夜から、一部の鉢にシェード袋をかけました。
 今年はシェードをやる気力がなく、こんな時期からの作業となったのだが、福助の葉の伸びが非常に良い。
 よく考えると、昨年までは、お盆明けの涼しくなりかけた頃に蒸し暑い暗室の中に入れていた。
 この朝晩が涼しい時期が、スイッチオンの時期であり、結果として見違えるような成長をしているのだと思う。去年までは、葉を大きくしようと一生懸命だったのになかなか大きくならなかったが、今年は露天で放置していたら見る見るうちに大きくなった。

 今まで、越えられなかった巨大葉にするという壁をクリアできそうな気がします。

9月6日
 3年ぶりの台風直撃です。
 台風対策として4ミリネットで覆いましたが、この強風は屋根付きテラスになってから初めて経験します。
 当然ながらブラインドとシェードはできません。やってみたがミシミシ言っているので上陸には持たないと思う。
 
 うーん、何らかの被害が出そうな予感がします。

9月7日
 台風の被害はありませんでした。 でも4ミリの防風ネットを通る風は結構強く、葉がバタバタ揺さぶられていました。
 消毒として、ダコニール+モスピラン+サンマイトを散布しました。

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