大菊栽培(その2)                    もどる   トップページにもどる


4月18日
 今年はさし芽の冷蔵処理に挑戦します。冷蔵すると、発根や生育がとても良いそうです。7日〜60日まで冷蔵できるそうですが、20日間の冷蔵保存がベストだそうです。
 方法はいたって簡単で、ポリ袋に密封(水は1滴も入れない)して冷蔵庫の野菜室に縦に入れるだけです。
 苗を束ねてティッシュペーパー(本当はラブシートという特殊なフィルムを使う)で包んで苗の傷みを防ぎます。
 今回は『岸の北極光』1芽、『国華横綱』1芽、『泉郷ひな祭り』2芽、『玉光院』3芽『国華金山』2芽、『国華吉兆)1芽を冷蔵しました。
 
 3月に植えつけた春苗ですが、成長が旺盛になってきたので4号ポットからプランターに植え替えました。
 この4号ポットにはスピンアウトエアゾールをかけておいたので、根が途中で止まっています。でも根鉢が崩れないので相当数の根が出ているものと思います。
 1つのプランターに5苗全部植えました。この方が管理しやすいし、5月と6月にさし芽をとれば、親株はもういらないので処分も楽だと思います。
 植え付け後には、キングとXの1000倍液を与えておきました。

4月22日
 さし芽の前の勢い付けのため大菊液肥X500倍を与えました。
あと2回ほど集中的に与える予定です。

4月24日
 さし芽の前の勢い付けのため大菊液肥X500倍を与えました。

4月25日
 この日は今年使う菊鉢すべてにスピンアウトエアゾールを吹きかけた。これで根巻き現象が抑えられ、旺盛な生育になるそうなのだが、初挑戦なのでどのように効果があるのかかはわかりません。
4月26日
 さし芽の1週間前なので、夕方にビーナイン600倍を散布しておきました。
雨が当たらないように軒下に置いておいたのですが次の日にちょっと雨に当たってしまったようです。効いているかわかりませんが、かけ過ぎるよりいいのでそのままにします。

4月29日
 冷蔵保存した苗のうち、短幹種の『岸の北極光』のさし芽をやりました。さし芽用土は鹿沼土3、バーミキュライト3、クン炭2の割合です。
1苗だけなのでジフィーポット挿しでやってみます。
 さし芽を冷蔵庫から取り出し2cm切り戻してメデネール100倍液に漬けて水を吸わせたのですが、30分経ってもしおれたままでした。 参考書にはピンとするまでと書いているので2時間待ってみたけど、まだしおれたままでした。
 しおれているままで挿すことはできないし、準備していたのが夜だったのでそのまま水を吸わせたまま自分は寝てしまいました。
 翌朝やっとピンとしたのでホッとしました。切り口を歯ブラシでこすってから、ルートンを付け、鹿沼土の団子を付けたあと、今回の秘密兵器『ネフレッシュ』を衣をつける様にまぶしました。ネフレッシュはセラミックで遠赤外線効果で発根が良いそうです。
 ジフィーポット底面付近に深く挿し固定してとりあえずは完了しました。まずは半日陰で管理します。

5月1日
 挿し芽に備えて、スミチオン+マラソン1000倍とサプロール1000倍を散布しました。

5月4日
 挿し芽の用土を配合し、一晩水に漬けておきました。
 配合は、鹿沼土3、バーミキュライト3、クン炭2です。さらに底面にクン炭を1pを敷いています。

5月5日
 挿し芽をやりました。
 まず、早朝に17日間冷蔵保存した挿し芽を取り出してメデネール100倍液に漬けておきました。前回ピンとするまで半日かかったので早めに水揚げしました。
 水分が残っていた茎の一部は変色していましたが、その部分を切除して水を吸わせたら、ピンとしました。
 今回は挿し芽の数が多いので、挿し芽に直接ルートン(発根剤)をつける方法ではなく、鹿沼土の泥にルートンを混ぜるやり方でいきます。
 挿し芽を歯ブラシでこすってから、泥につけて団子状にして、ネフレッシュをまぶしてから、挿し床に4p間隔で挿していきました。
今回挿したのは、冷蔵処理で国華横綱1、泉郷ひな祭1、玉光院3、国華金山2、国華吉兆1
 普通挿しで、国華横綱9、泉郷ひな祭8、玉光院5、国華金山4、国華吉兆6、泉郷五色4、泉郷旅心6、太平の華暦3、あとオランダ菊シャムロック5です。
 挿し芽だけで2時間かかりました。結構挿しているが、実際はベランダの広さの関係で6苗位しか育てられないのです。
今回で、あまった挿し穂は冷蔵保存することにしました。約1ヶ月後のダルマのために使用します。
 腐りにくいように2時間くらい、放置して萎れさせてから冷蔵をしました。
 挿し芽箱は、屋外で管理します。
 晴天の日には黒の遮光ネットを掛けれるように、しています。
 また曇りの日でもムクドリの被害がないようにネットをかけて管理します。

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