大菊栽培(その3)                      もどる   トップページにもどる


5月25日
 発根が良く5月10日にポット上げした『冷蔵富士の輝き』7苗を5号鉢に植え変えました。
 鉢上げから2週間たって根がグルッと回っています。
 根が結構太い。通気性重視の培養土なのかそれとも排水層のおかげなのか。
 今年からべラボンの排水層を取り入れてみました。今までは排水層は必要ないと考えていましたが、小さいポット苗は鉢底で水が溜っている傾向にありポット内が加湿ぎみであったので今回から導入しています。
 
 
 富士の輝きは下葉が落ちやすいので、病気を防ぐため葉の裏にシャワーを当てて移植時の泥を落としました。
 その後ダコニールとピラニカで苗全体を消毒しました。

 さて、定植用とダルマポット用の培養土を調合しました。
 今年の培養土は通気性重視の配合ですので、在庫の腐葉土がなくなってしまいました。国華園から取り寄せなければ。

 雨降りなので、温室計画はまた来週です。
 

5月31日
 ポット苗を5号鉢に植替えました。
 また、今年は金越山を3本仕立にすることはやめ、福助の親株にするため7号鉢に3本植えました。
 福助親株にしたのは、金越山、国華聖者、泉郷五色、岸の北極光です。
 さて、5号鉢に植え替えた苗は34ありました。こんなにどうしようか。

6月1日
 2週間ぶりに温室化計画を実行しました。
 前回作った支柱の間にはまるように、波板固定部材をカットして組み立てて枠を作りました。
 枠の固定が完了しました。
 あとは波板を張り付けるだけですが、それはまた来週になります。

6月3日
 5号鉢に乾燥肥料を小さじ1杯づつ控え目に与えました。

6月7日
 ロディー2000倍+マネージ1000倍で消毒をしました。
 農薬で2000倍の濃度と聞くと、薄まっているようで効きそうにないような不安に駆られてしまいますが、この倍数で家のツルバラに散布すると、3分後には毛虫がパラパラと落ちてきます。

6月8日
 ホームセンターで透明ポリカ波板を購入して窓枠に張り付けた。
 思った以上に透明で、採光もいい感じです。止め具のピッチも多くしたので風によるバタつきも大丈夫でしょう。
 はめ込みながら波板の微調整カットし、3回目の調整で奇麗にはまった。
 今週は片側だけです。来週末に完成です。

6月12日
 ダルマ用の挿し芽を行いました。
 挿した苗は、冷蔵苗と金越山、国華聖者です。
 挿し芽の失敗によりダルマの全滅を防ぐため、管物系は来週挿し芽をする予定です。

 今年の挿し芽の管理は、慎重に行うつもりです。

6月14日
 3枝の誘引を行いました。去年より3日早いです。
 

6月15日
 ポリカ波板の設置を完了しました。
 これで側面の通風は遮断されると思ったが、風の流れはさほど変わらず、テラスの中を回って前面に流れている。 とりあえずは、隣の家に薬剤が飛散しなくなったことだし、5号鉢が8鉢も置けるスペースができたのがうれしい。
 そしてまた別の波板を使ったアイデア(温室化ではないが)が浮かんできたぞ。いつ実行しようかな。

 

6月22日
 『富士の輝き』の定植をしました。
 6鉢の中から、3芽がそろって生育の良さそうな2鉢を選ぶことにしました。
 全部定植したいところだが、栽培スペースとこれから定植する他品種の鉢数を考えると、2鉢が限界です。
 全部鉢を開けて発根状態を確認しました。
 全鉢の根が回りきっており、一部茶色に変色していました。なんか活力なさそうです。
 どうやったら白い根で覆われるのだろうか。土の突き固め過ぎなのでしょうか。
 厳選した2鉢を定植しました。枯らさないように頑張ります。

 夕方にダルマ苗の挿し芽(管物系)を行いました。

6月29日
 所属菊花会の講習会がありました。
 3枝の曲げの実演がありましたが、講師の持ってきた苗は40cmも伸びているもので、どう考えても適期を過ぎている苗でした。包帯巻きに30分かけてから曲げを行って何とか成功させました。ご苦労様です。
 さて、新人さんが自分の苗を持って先輩たちに見せていました。 右近ですが、針金を盆栽のように巻いて誘引していました。
 先輩たちは『この曲げでは50点だな』とか、『分岐点が低いから減点だな』とか軽い言葉で声を掛けていました。
 でもじっくりよく見てみると、3枝が同じ高さで出ている。Bナインを使って合わせているみたいです。肥料の利きも良くがっちりとしている。どうやらただの素人ではないみたいです。先輩たちは気づいているでしょうか?ますます秋が楽しくなりそうです。

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