大菊栽培(その4)                     もどる   トップページにもどる 


7月1日
 3本仕立てのレギュラーが確定しました。菊の記録を付けます。
品 種 草丈(鉢底から天の先) 前回( 月 日) 伸び(一日当り伸び) 備考
富士の輝き@
富士の輝きA
国華吉兆@
国華吉兆A
新玉光院@
新玉光院A
泉郷白情熱
泉郷五色
56cm
52cm
53cm
45cm
48cm
48cm
43cm
45cm
--cm
--cm
--cm
--cm
--cm
--cm
--cm
--cm
cm(--cm)
cm(--cm)
cm(--cm)
cm(--cm)
cm(--cm)
cm(--cm)
cm(--cm)
cm(--cm)


競技花
競技花




富士の輝き(濃い黄バージョン)

国華吉兆(競技花)

新玉光院

泉郷白情熱、泉郷五色

栽培場の様子
 ダルマの挿し芽も順調なので、今年は3年ぶりにダルマの出品ができそうです。
 
 

7月6日
 七夕の飾りが、子どもたちによってベランダに取り付けられた。ハダニが発生しているのを発見したので消毒をしようと思っていたのだがこれでは無理だ。
 
 仕方がないので、水道水をホースから霧状にして葉裏を洗浄することにした。これはこれで結構効果はある。

7月8日
 厚物系の胴切りピンチを行った。
 

7月9日
 5月6日に挿し芽をした岸の北極光。いつも『人』が弱くて三枝がうまくそろわないので、福助の親株用にしているのだが、1鉢がまずまずの感じで三枝がそろった。岸の北極光は極早咲きなので、所属菊花会で盆姿出品すればアピールできるのだが、超短幹で規定の105cmに伸びそうもない。
 とのことで、この時期にジベレリン100ppmを散布して伸ばしてみることにしました。
 さて、どのようになるでしょうか。

7月12日
 福助の挿し芽を行いました。まさかの時の大事をとって各一苗づつ冷蔵して1週間後にもう一度挿す予定です。
 
7月14日
 ダルマの5号鉢上げを始めました。
 調子のよさそうな苗がありますので、今年こそはダルマを出品できそうです。

7月15日
 菊の記録を付けます。15日おきにつける予定です。
品 種 草丈(鉢底から天の先 前回(7月1日) 伸び(一日当り伸び) 備考
富士の輝き@
富士の輝きA
国華吉兆@
国華吉兆A
新玉光院@
新玉光院A
泉郷白情熱
泉郷五色
岸の北極光
69cm
65cm
73cm
56cm
66cm
67cm
59cm
58cm
53cm
56cm
52cm
53cm
45cm
48cm
48cm
43cm
45cm
--
13cm(0.9cm)
13cm(0.9cm)
20cm(1.3cm)
11cm(0.7cm)
18cm(1.2cm)
19cm(1.3cm)
16cm(1.0cm)
13cm(0.9cm)
--
胴切り
胴切り
競技花、胴切り
競技花、胴切り




ジベレリン処理

富士の輝き(濃い黄バージョン)

国華吉兆(競技花)

新玉光院

泉郷白情熱、泉郷五色、岸の北極光

栽培場の様子
 涼しい気候が続いたせいか、去年よりも良く伸びている。この調子だと秋には150cm位になるかな。

7月19日
 菊の葉にダニがいるのを発見。実は前から発見していたのだが、ダルマの摘芯をした直後だったので、三芽を薬害でダメにしたくなかったので、2週間ほど薬剤散布を控えていました。
 猛暑だったので、水道ホースを霧状にして葉面散布していたところ、ダニの糸がクッキリと確認できたため、これは一大事とのことで、ニッソランXを散布してこれ以上のダニの拡散を防ぎました。

7月20日
 昨日は糸が確認できたほどなので、昨日の防除では無理だとのことで、本日はコテツを散布しました。

7月21日
 まだ支柱にダニを確認しましたので、今度はロディーを散布しました。これで95%は殺せたと思います。

7月25日
 福助苗の鉢上げをしました。管物系のほうが発根が早いので、まずは『岸の北極光』と『泉郷五色』を鉢上げしました。
鉢上げ後潅水したとき、培養土から赤い汁(べラボンのアクか赤玉の微塵)を確認しましたので、芽先が変色するか心配です。厚物の鉢上げには用土を洗わなければ。

7月27日
 ウチダケミカルのかわらばんに新しいエヌトールの使い方が載っていましたが、なんか心配でちょっと実行する気にはなれない。でもこの理論を応用してみようと考え、福助苗の鉢上げの時に芽先が変色しないように培養土の肥料分を抜くことにしました。

 エヌトール500倍を鉢上げ用土に散布しました。
 散布後には、水道水でたっぷりと散水して養分を流しました。たぶん流れているでしょう。
  

7月28日
 福助厚物苗も挿し芽床の裏から発根を確認しましたので、鉢上げをすることにしました。
 ダルマ苗の時は発根が悪かった『国華聖者』もまずまずの発根です。
 去年は鉢上げしてから芽先が変色して、スタートダッシュにつまづいてしまいました。今年はスタートの出遅れをなくすことが一番の近道と考えました。
 根をキングで洗い、1.5cmに切り詰めてからもう一度挿し芽床に、仮植えしてみることにしました。
 
 去年までは、無垢の新根状態で肥料分のある培養土に触れることで、芽先が変色したのだろうと思うところがありました。私の考えでは、無垢の根を切って二次根を出させて抵抗性を付けてから培養土に植えたら、変色を回避できるのではと考えました。
 すべての苗の根を切り戻してからもう一度挿し芽床に植え直しましたが、一日ごとに発根状態を確認して順次ポットに鉢上げしてみようと思います。

7月29日
 ジベレリン処理してスーッと伸びていた『岸の北極光』がしおれてしまった。
 いい感じで伸びていたのに残念。原因は鉢内の加湿によるものだと思います。一週間前から下葉がしおれていたので根がしんでいたのでしょう。
 この花は2年間も見ていない。今年は拝見することができるのでしょうか。
 それと、栽培場全体的に新芽が枯れている。
 おそらく先週、ストロピーを散布したので薬害が出たのでしょう。 薬害が心配だったので3000倍で散布したのですが残念です。
 今後ストロピーを生育期に散布することはやめにします。実は今まで一度も白さび病が発生したことがないので殺菌剤なんかいらないのかも。ダコニール程度で十分なのでしょう。

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