大菊栽培(その6)                     もどる   トップページにもどる 


9月1日
 菊の記録を付けます。
品 種 草丈(鉢底から天の先) 前回(8月15日) 伸び(一日当り伸び) 備考
富士の輝き@
富士の輝きA
国華吉兆@
国華吉兆A
新玉光院@
新玉光院A
泉郷白情熱
泉郷五色
83cm
--
--
--
100cm
97cm
97cm
87cm
79cm
--
--
--
94cm
85cm
83cm
76cm
4cm(0.3cm)
--
--
--
6cm(0.4cm)
12cm(0.8cm)
14cm(0.9cm)
11cm(0.8cm)







富士の輝き(濃い黄バージョン)

新玉光院

泉郷五色、郷白情熱、

ダルマ 金越山、岸の北極光、新玉光院

栽培場の様子
 盆姿の『富士の輝き』は15日間で4cmしか伸びなかった。もうだめなのは分かっているのだが処分するか迷っている。
 厚物絶対優位の所属菊花会で一文字と管物で勝負していくしかないが、一文字の元気が良いので、賞は取れないがお客さんの注目を浴びるように頑張るつもり。
 ダルマも定植後は生育停滞をしていたがやっと動き出した。なんとか出品できそう

 仕事が忙しいが、妻が毎日夕方にブラインドを下ろしてくれているので光害の心配がなくありがたく思います。
 うつ病になりそうに辛くて忙しい仕事だが、毎日菊の世話をしているとストレス解消になります。HP更新も毎日で切るように頑張ります。

9月2日
 消毒は休日に1回やっているのだが、最近ダニがいなくなったので、先週は休んでいた。
 朝起きて、菊を確認すると、数鉢の菊の葉が毛虫に食べられて透かしが入っていた。
 葉の裏を確認すると7mm位の小さな毛虫を確認した。数日前小さなチョウが飛んでいたので、卵を産みつけたみたいだ。
 仕事に行く前だったし。残暑だったので消毒はできなかったので、すべての葉裏をめくって幼虫を潰しておいた。
 夜にカルホスで消毒したが、透かしが残ってしまった。涼しくなるこの時期は毎週消毒したほうがよさそうだ。

9月4日
 シェードしていた新玉光院の芽先に蕾の兆候が感じられた。
 過年度よりも一週間も早いので、今年は11月1日の審査日に一文字が間に合うかもしれない。
 国華吉兆や富士の輝きがリタイアしていく中で、気持も下降気味だったけど、期待ができてきたので面白くなってきたぞ。

9月6日
 すべての盆姿に蕾の兆候が見えたので、シェードはこれにて終了します。ただし、対面のマンションからの光害を防ぐため夜間のブラインド遮光は開花まで続ける予定です。
 コテツで消毒。
 
 
9月7日
 富士の輝きの新芽の伸びが悪い。脇芽も伸びてこない。このままだと苗が取れないまま枯れてしまう恐れがあるので、なんとか子孫を残すため、『地』『人』の芽先を秋挿苗にすることにしました。
 濃い黄の花で勝負できるのはまた来年かぁ。
 でも富士の輝きの特性がちょっとだけ理解できたとおもう。

 

9月10日
 福助に液肥を与え、追込みを終了しました。 3本仕立ての一文字と管物には、PKマグを与えて調整しました。
 そして、夜に福助・ダルマにビーナイン250倍をたっぷり散布しました。ビーナイン一袋250ccを一回で使いきったのは初めてです。
 

9月13日
 上村遙先生の講習を受けに行く。 Bナインについて先生が実験した研究結果を教えてくれました。
 Bナインを蕾に散布しても、花の大きさは全く変わらないとのこと。特に気にしないで散布してもよいそうです。 開花についても特に変わらないのだが、たくさん蕾にかけると、開花時期は2日ほど遅くなるそうです。
 実験して確かめたそうです。 まだ本には載っていない最新の話題でした。
 

9月15日
 菊の記録を付けます。
品 種 草丈(鉢底から天の先) 前回(8月15日) 伸び(一日当り伸び) 備考
富士の輝き@
富士の輝きA
国華吉兆@
国華吉兆A
新玉光院@
新玉光院A
泉郷白情熱
泉郷五色
--
--
--
--
113cm
117cm
112cm
102cm
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100cm
97cm
97cm
87cm
--
--
--
--
13cm(0.9cm)
20cm(1.2cm)
15cm(1.0cm)
15cm(1.0cm)

新玉光院

泉郷五色、泉郷白情熱

ダルマ

福助 岸の北極光

福助 金越山

 福助 国華聖者
 ダルマ、福助が9月になって茂ってきました。これがお盆前であったら、もっとがっちりした姿になったのであるが、どうも8月は生育停滞気味であった。 来年は定植からスムーズに生育させるようにしなくては。

 ちなみに福助の中で、岸の北極光が一番元気がよい。3年ぶりにきれいな花を見られそうである。

 福助の根が回っており、水がしみ込みにくい。
 ドブづけをするのだが、大きな水槽に浸すと病気の感染が心配だし、一番の理由は活力剤を混ぜた水がもったいない。
 最小限の水を使うために考えたのが、ビニールを鉢にかぶせて水を貯めること。
 名づけて、『特殊個人浴場』です。
 空鉢をかぶせると最小限の水でOKです。
 うまくしみ込んでしっかりと重くなりました。

10月1日
 菊の蕾の状態を記録します。

国華八十天(切り花)

国華吉兆(切り花)

新玉光院(3本仕立て)

泉郷五式(3本仕立て)

泉郷白情熱(3本仕立て)

玉光院(切り花)

金越山(ダルマ)
 仕事が忙しくて記録写真を撮るのが精いっぱいです。
 でも休日には必ず殺ダニ剤をまいていますので、ダニの発生が一部の鉢を除いてはうまく防除できています。


 

福助

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