大菊栽培(その9)                もどる   トップページにもどる


8月27日
  3本仕立ての管物、『泉郷ひな祭』、『泉郷旅心』以外のすべての鉢に、大菊液肥Vの500倍を与えました。 今日は濃度を500倍に上げてみましたが、特に意味は無いです。
 最近は天候が悪くて、用土が湿ったままなのでちょっと心配です。
 
  7:55シェード終了
 17:55シェード開始
 

8月28日
 途中で処分した菊の鉢には、おそらく肥料分がたくさん残っているだろうと考え、少し用土をほぐしてからサフランを植えました。
 菊とは関係ないけど、このサフランのオシベでパエリアを作ります。

  8:00シェード終了
 17:55シェード開始

8月29日
 所属する菊花会の講習会がありました。
 ひとりづつ生育状況を発表して現時点の問題点を講師(菊花会の常連受賞者で4人)に質問するような内容でした。
 内容をきいていると、今年の菊の生長は全般的に猛暑で良くないそうです。草丈が60〜70cmほどで、伸びが良くないそうです。
 講師が言うには、柳芽は9月5日までに発生したら立て替えろと言うことでした。柳蕾はできる限り使わない方がよいということで、理由は丈がこれ以上伸びなく規定105cmに届かないからだそうです。
 シェードは9月に入ってから5日間やると良いとか、なんかちょっと言っていることが参考書と違うような気がするのですが、私も素人なのでよくわかりません。それがこの地域でのベストかもしれないですしね。
 また、競技花『精興春姫』の特性が知りたいと、他の会員から質問がありました。
 実は誰も知らないそうです。精興園のカタログを調べたがわからなかったそうです。
 では、なぜこの花を今年の競技花にしたのかというと、昨年に会長がドイト(ホームセンター)で購入して、それが綺麗に咲いたので、今年の競技花にしたそうです。
 結構いいかげんに決めているのですね。
 去年は10月の下旬に咲いたそうなので、菊花会では早咲きだろうという結論が出たのですが、去年は冷夏で出蕾がすべて早かったので当てにはならないですね。
 もちろん、植える花夢さんに教えていただいた中幹、中咲は言いませんでした。と言うより新人である自分の口からは言えませんでした。
 審査日は11月1日です。私は8月23日からシェードしています。審査日はどうなりますやら。
 


 ところで私の『精興春姫』(写真右)は下葉が、どうやら線虫によって枯れたらしいので抜き取りました。
 ちょっとかっこ悪くなってしまいました。でもまだまだ黄色く変色しそうな葉がありますので心配です。出品前に葉っぱが無くならないことを祈ります。

  8:15シェード終了(すこし寝坊した)
 17:55シェード開始

8月30日
 雨が2〜3日続いていたので、シェード用のダンボールが使い物にならなくなってしまいました。せっかく1週間シェードしたのに、やめてしまうと今までの苦労が水の泡になってしまうので、とりあえず芽先だけでも暗くしておきました。
 夕方6時の時には、空全体が暗かったのでなんとかシェードできたと思います。
 とりあえずシェードしたあと、すぐにスーパーに行ってダンボールをもらってきました。
 そして夜の8時ごろに新しいダンボールに取替えました。これで次の日の朝も大丈夫です。
 
 
  8:00シェード終了
 17:55シェード開始

8月31日
 ダンボールも交換して、シェードOKかと思ったら台風の風がビュンビュン吹いて、寒冷紗が吹き飛ばされてしまいました。
 関東の直撃はないと思って、軽い気持ちでいたのですが、少し心配だったので、ダンボールに針金を引っ掛けて動かないように固定しておいたので、箱を吹き飛ばされることはなかったです。
 3本仕立ての管物、『泉郷ひな祭』、『泉郷旅心』には大菊液肥PKの1000倍、その他すべての鉢に大菊液肥Vの1000倍を与えました。

 8:00シェード終了
 17:55シェード開始

9月1日
 久しぶりの天気です。早起きして台風で飛ばされた寒冷紗を直しました。
 鉢には水分が残っていたので水は与えませんでした。
 シェード前にダルマにビーナイン300倍を散布しました。また伸びそうな福助にもかけておきました。

 8:00シェード終了
 17:55シェード開始  (夜8時に物置の扉を開けて、温度を下げた。)

9月2日
 3本仕立ての管物、『泉郷ひな祭』、『泉郷旅心』に大菊液肥PKの1000倍、その他すべての鉢に大菊液肥Vの1000倍を与えました。
 毎日欠かさずシェードをやっているのですが、なかなか蕾が出てこない。本当にシェードが効果あるのか心配です。このために仕事(もちろん家族も)を犠牲にしているので、早く蕾が付いて終わらせたいです。 この日の夜も仕事でしたが、5時に帰宅して早めにシェードしてから職場に戻りました。 
 

  8:00シェード終了
 17:45シェード開始  (夜8時に物置の扉を開けて、温度を下げた。)

9月3日
 3本仕立ての管物、『泉郷ひな祭』、『泉郷旅心』以外に大菊液肥Vの1000倍を与えました。

 写真は9月3日現在の福助とダルマの状況です。
 ビーナインを定期的に散布しているのに、効きが甘いようです。丁寧に葉の裏表までタップリかけているのですが、泉郷五色は伸びています。
 このままでいくと背丈がオーバーしそうなので、注意しなくてはいけません。
 また今までビーナインをかけていなかった岸の北極光が、急に成長してきたので、初めてビーナインを散布しました。

  8:00シェード終了
 17:55シェード開始
 

国華金越山(植える花夢さんから貰った)

玉光院

泉郷旅心

岸の北極光

泉郷五色

太平の花暦(左)  国華金山(右)

泉郷旅心(ダルマ)

玉光院(ダルマ)

泉郷五色(ダルマ)

9月4日

 3本仕立ての現在の状態です。

  8:00シェード終了
 17:35シェード開始

9月5日
 福助、ダルマの『泉郷旅心』以外に乾燥肥料を少し与えて止肥としました。
 なおすべての鉢にバイデートを撒いておきました。

 昨日の雨でシェード用のダンボールがフニャフニャになってしまったので、新しいダンボールをもらってきました。 来年はシェード袋を絶対に買うぞ。

  8:00シェード終了
  17:55シェード開始

9月6日
 突然『国華吉兆』がしおれてしまいました。株全体がしおれているので、おそらく根腐れでしょうか。
 ここ4〜5日間は雨が降っていて湿度が高かったので、この鉢の中は水分が多く、とても重かったです。
 もともとこの苗が吉兆かどうか疑わしかったので、とりあえずそのまま様子を見ます。

  8:00シェード終了
 17:55シェード開始

9月7日
 3本仕立ての管物、『泉郷ひな祭』、『泉郷旅心』以外に大菊液肥Vの1000倍を与えました。
 また、『泉郷ひな祭』の葉が内側丸まってきているので、おそらくPKを与えたため、残留窒素を吸ったのであろうと判断し、鉢内の窒素を落とすため『泉郷ひな祭』、『泉郷旅心』にクイーン1000倍液を与えました。 少し早いのかも知れませんが、とりあえずクイーンで葉の丸みが収まるのか試してみました。
 
 『精興春姫』に蕾が付きました。初めての蕾だったのでうれしくなりました。3〜4日前から芽先にたくさんの脇芽が出ていたのですが、本日やっと蕾を確認できました。『泉郷ひな祭』の目先も脇芽が発生しているので、蕾が期待できそうです。 辛かったとシェード処理がもうそろそろ終えられそうです。

 8:00シェード終了
17:55シェード開始

『精興春姫』『泉郷ひな祭』はシェード作業を終了

9月8日
 この日は晴れていたのですが、前日の台風で鉢内がまだ湿っていたため、水遣りは控えました。
『国華横綱』、『国華金山』に蕾が付きました。やっとダンボールでのシェードも終わらすことができます。

  8:00シェード終了
 17:55シェード開始

『国華横綱』『国華金山』はシェード作業を終了

9月9日
 昨日の晴天で水の吸上げが活発に行われたため、今朝の鉢はかなり軽くなっていました。
 3本仕立ての管物、『泉郷ひな祭』、『泉郷旅心』以外に大菊液肥Vとキングの750倍を与えました。
 
 写真上は今現在の『泉郷ひな祭』です。高さは120cmです。去年は追込みを厚物と同じくらいやっていたので、ゴッツイ花が咲いたのですが、今年は優雅さを出すため肥料を早めに切り上げています。
 芽先に行くほど葉が小さく細くなる管物特有のイメージを考えて育てているのですが、まだかなり勢いが強い感じがします。


 また下の写真も『泉郷ひな祭』ですが、福助と同時期に挿し芽・鉢上げをしました。ビーナインはかけていません。短期間でこれだけ伸びるものですね。
シェードを8月22日からやっていて、芽先が分岐しているので多分蕾が付いているでしょう。
 参考書では、管物の切花であれば5号鉢で100日位で品評会に勝てるものができると書いてあったため、これで切花に挑戦してみます。

 

  8:00シェード終了
 17:55シェード開始


9月10日
 鉢内が十分に湿っていたので水遣りは控えました。本日の夜に会社の『飲み会』があり幹事であるため、連続シェードはこの日で途切れてしまいます。
 と言っても、この時期になると夜の18:00は暗くなっているので、飲み会から帰ったら鉢を物置に入れて、朝8:00までシェードをしようと思います。
 
 シェード処理が終わり、必要なくなったダンボールを処分しました。雨に濡れてグチャグチャになったものをベランダに放置していたため、ゴミ捨て場のようになっていました。



 写真は切花用の『国華横綱』です。
 支柱が何本もあるのは、シェード用ダンボールをかぶせた時の防護のためです。
 この前の台風の時にダンボールが動いて芽先にぶつかってしまいました。芯蕾の一部が茶色く変色しているのが心配です。
 

  7:55シェード終了
  夜の11時に家に帰り、福助、ダルマを物置に入れた。

9月11日
 朝8時にダルマと福助を物置から出した。
 今日は休日なのでゆっくりと苗を観察していると、福助で国華金越山には8mmほどの蕾がついていた。そのほかの苗も蕾は確認できないけど芽先がふくらんでいたので、シェードはこれで終わりにします。
 3本仕立、福助、ダルマの『泉郷ひな祭』、『泉郷旅心』にアミノPKの1000倍、その他には大菊液肥PKの500倍を与えました
 一週間ぶりに脇芽の処理をしました。
 

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