令和5年度の大菊栽培日記


  
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 2月25日
 昨年は仕事が忙しくダメダメな菊作りであった。
 会社も辞めようと思っていたのだが、結局は上司や家族から説得があり、今年も同じような仕事の忙しさで菊作りをしていくことが確定してしまった。
 
 さて、菊の冬至芽も少しづつ展開してきましたので、地際切りや株の整理を行いました。
 
 

 ロゼット状態から成長芽先となった苗の挿し芽をして、親株を増やすことにします。

 


 
 3月30日
 菊作りのシーズンが始まりましたので、ダルマ・福助親株の挿し芽を行いました。
 去年から菊作りのモチベーションが下がってしまいましたが、今年は仕事をセーブして菊作りに打ち込もうと思います。
 
 全部で75苗の挿し芽を行いました。
 

 
 4月14日
 福助親株の挿し芽を4月末に行う予定なので、伸びが良い挿し穂の冷蔵処理を行いました。
 柳芽対策で夜間電照していますが、國華花百合や泉郷富水には芽止まりが発生しており、良い苗が取れませんでした。


 
 
 
 4月28日
 所属菊花会で長らく審査委員長をやっていただいている上村遥先生ですが、昨年に脳梗塞を患いリハビリ中とのことで、審査のために東京にお招きするのが困難となってしまいました。
 当会の菊まつりの最高賞には、文部科学大臣賞と農林水産大臣賞があり、昨年は当会役員による合議で受賞を決めましたが、省庁に申請の際に、審査委員長による正規の審査でなければ、今後、賞状を交付しないと言われてしまったとのことです。
 候補者を数名探していましたが、当会の審査日が掛け持っている菊花会と重複しているとこのとでなかなか見つからず、焦っていました。
 それでは当会の審査日と審査時間を変更することにしたところ、ようやく候補者が見つかりました。
 ありがたいことです。
 
 
 
 4月29日
 福助親株と嵯峨菊の挿し芽を行いました。
 冷蔵苗も良い感じで水揚げできましたので、良い挿し芽ができそうです。
 
 
 
 
5月11日
 挿し芽から13日目ですが、順調に発根していましたので、ポット上げを行いました。
 この時期なので、大菊、嵯峨菊ともに100%の発根率です。
 大菊は来週に所属菊花会の苗譲渡会があるので提供し、嵯峨菊は来月の講習会で提供することにします。
 
   

   

 5月18日
 明日は所属菊花会の苗譲渡日なので、神社に来てくれた会員さんのために菊資材を用意しました。
 菊資材の7割を菊花会が負担しますので、お得だと思うのですが買ってくれるでしょうか。


 
   
     
 
5月19日

 所属菊花会の苗譲渡会を行いました。
 用意した資材の6割は初中級者へ行き渡り、余りはすべてベテラン勢が持っていきました。
 次回は私が主催する講習会なので、農薬、支柱、菊鉢を7割引提供する予定です。
 
  去年はダルマの伸びが良くなかったため、2週間先行して自分用のダルマ苗の挿し芽を行いました。
 その他、伸びが良く充実した挿し穂の冷蔵を行いました。
 
 
    
 6月1日
 定植用の培養土を作成しました。
 ウチダケミカルから購入している改良赤玉土の配合に2〜3年前から軽石が入っていることが気になっていましたが、会報誌にその配合割合が公表されていました。
 赤玉土約45%、軽石約23%、くん炭約23%、泥炭約10%でしたので、実際には赤玉土は半分以下でした。

 これを知ったので、培養土の配合(体積比)を変更しました。
  改良赤玉土 4
  腐葉土   6
  ゼオライト 1
  くん炭  無し
  パーライト 無し
 
 今までは、改良赤玉土3、くん炭0.5、パーライト0.5だったから、軽すぎた感じでした。
 厚物は、定植時に荒木田土を10%入れて重たくします。
 
 
  2週間前の挿し芽の鉢上げを行いました。
 良い感じに発根しています。
 今年も猛暑らしいので、2週間早くダルマを育てればちょうどよいかもしれません。
 
 
 会員さんに無料配布している菊苗のラベルですが、今まではカッティングシートに印刷して毎年200枚程度貼り付けていたのですが、面倒くさかったので、ゴム印と不滅インク方式に変えました。
 これは楽です。
 
     
 6月2日
 ダルマ苗の挿し芽を行いました。
 親株の成長が良かったので150苗ほどの挿し穂が採取できましたが、作りすぎて廃棄してしまうことも考えて、120苗に選抜しました。
 
  大雨で気温が上がらず地温は20℃であったので、電熱マットは継続して25℃で管理します。
 
 
    
 6月8日
 2週間後に所属菊花会の講習会があるので、ビーナインの小分けを行いました。
 7割引で提供するので、1グラム×5包入で100円です。
 
 以前は、ダルマ福助のアルミ支柱を国華園オンラインショップで注文していましたが、ここ数年は『所沢植木鉢センター』のオンラインショップで注文しています。
 活力剤キングやウチダケミカルの液肥商品も本家より安いし、7,980円以上の購入で送料無料なので、最近は常連です。

 
 
    

 6月13日

 ダルマ用の挿し芽の鉢上げを行いました。
 10本ほど茎が腐ってしまった苗はありましたが、良い根張りですので会員さんたちに喜んでもらえそうです。
 今年は国華金山の発根が良いので期待できそうです。
 
  6cmポットに植え替えて1週間管理した後、講習会でダルマ苗を配布します。
 120苗ありますが、この中でで秋の菊花展に出品されるは4〜5苗ですが、良い苗なのでたくさん出品してほしいです。
 
    
 6月22日
 国華金山のダルマ苗の摘芯後、芽トビ(脇芽が出ない状態)が多くて、ダルマにはつかえないので廃棄しなければならない。
 私の育成している国華金山は、平成16年に福島県の名人(植える花夢さん)からいただいた苗で、市販品よりも黄色が濃いのが特徴で、苗を更新して20年経っている。
 流石に芽トビが多いので、新しい血筋の苗を入れようと考えている。
 
    

 6月23日
 所属菊花会の第1回講習会を開催しました。
 近年、全国で菊花会が解散しているなかで生き残るためには、会員さんにとって魅力的に菊作りができる環境を提供する必要がある。
 苗は、すべて無償で提供させていただきました。
 今回は、ウチダケミカルの液肥、活力剤キングのほか、ちょっとお高いウチダケミカルのスーパーアミノ液肥、かがやきも5本づつ用意、また、殺ダニ剤も10ml単位で用意しました。
 7割引で提供しましたが、スパーアミノ液肥は売れ残ってしまいました。
 殺ダニ剤もほぼ完売でした。殺虫剤のリクエストがありましたので、次回小分け販売します。
 
 都内には潜在的な菊愛好家が多くいると思われますので、ぜひ当菊花会に入ってほしいものです。
 菊資材を格安で販売している、魅力ある菊花会だと思うのですがね。
 
 
 
   
   
 
6月29日

 福助用の挿し芽を行いました。
 4つの育苗箱に約180苗を挿すのに、深夜まで時間がかかってしまいました。
 
  まあまあ良い挿し穂が取れましたので、親株を処分しました。
 今までジャングル状態だったので、スッキリしました。
 

 
 6月30日
 菊の状況を記録します。
 ダルマ苗はすべて5号鉢に鉢上げしました。
 盆養を出品するかは未定ですが、国華越山と泉郷五色の定植を行いました。

 前に所属していた地元菊花会の会長からダルマ苗を分けてほしいと電話がありました。
 手元にあるのは良い選抜苗しかなかったですが、お世話になったので7苗をを持っていきました。会員さんにも配ってくださいね。

 
 
ダルマ(早期の挿し芽)
 
ダルマ(通常の挿し芽)
 
嵯峨菊
 
盆養(国華越山、泉郷五色)
 
   
 
 
7月7日

 連日の猛暑で栽培場は35度を超えているので、5分間の自動ミスト灌水を2時間おきに稼働させて暑さ対策をしています。
 ヨトウ虫や青虫の対策として、視覚効果で蝶や蚊を近づけさせないオニヤンマ君をぶら下げてみました。
 効果があるかはわかりませんが、威嚇になると思います。

 
 
  
7月10日
  菊の状況を記録します。
 連日の猛暑で、盆養3本仕立ての成長が悪いです。
 去年のように胴切りしたらそのまま枯れてしまいそうな感じですので、今年は胴切り無しで様子を見ます。

 
   
 
 
   
 7月14日
 福助用の挿し穂のポット上げを行いました。
 順調かと思っていましたが、芽先が焦げていたり立ち枯れしていた苗が50本くらいあり、130苗しかポット上げできませんでした。
 挿し穂が重なって苗の成長点が隣の葉にぶつかると芽先が焦げてしまうようです。
 来年は100苗くらいに制限したいのですが、会員さんたちが苗を楽しみに待っているので辛いところです。
 
  来週が所属菊花会の講習会なので、農薬の小分けをしました。
 会員さんからヨトウ虫系の殺虫剤のリクエストがありましたので、グレーシアとブロフレアを選択しました。
 高価な殺虫剤ですが、自分も欲しかったので嬉しいです。
 個人で買うと使い切るまで10年位かかります。
 
 
    
 7月20日

 菊の状況を記録します。
 5月19日に挿し芽したダルマ苗は、3枝が8cmほど伸びており、5号鉢から1ヶ月経っていますので、定植を始めます。
 6月3日挿しは、3枝の展開が遅いです。今後のダルマは5月挿しが主流になりそうです。
 盆養もあまり調子はよくありません。
 定植の培養土にまだ根が回っていないのか、また、猛暑なのかわかりませんが、葉も大きくならないです。 
 ダルマ苗
 
盆養
 嵯峨菊
 
 
     
 

7月21日


 所属菊花会の第2回講習会を開催しました。
 福助苗の配布、殺虫剤の小分け販売も好評でした。
 また、講習会らしく3枝誘引の実演も行いました。

 前回、会員さんに配布したダルマ苗は、3枝がやっと1〜2cm伸びたと聞きましたので、今年も猛暑により伸びが思わしくなさそうです。
 
 さて、家に帰ってから、ダルマ苗の7号鉢定植を行いました。
 猛暑対策として、100円ショップのアルミシートを鉢に巻きました。
 毎朝、数鉢ずつ3枝誘引を行っていきます。
 
   
     

 
7月30日

 菊の状況を記録します。
 ダルマ苗は定植が終わり、3枝分岐してから1周間が立ちますので、徐々に外していきます。
 過去の日記で成長具合を調べてみると、8月10日頃の成長に近いので、例年より10日早い成長程度であったので安心しました。

 福助苗も定植を始めましたが、あまり多く作っても管理に困ってしまうので成長の遅いものは、こけし仕立てにしたり処分を検討します。
 
   
 
 
      
8月10日

  菊の状況を記録します。
 日中の栽培場は38度まで上昇しており、ミスト灌水を1時間おきに設定しておりますが、0.5度下げる影響しかないので、あまり意味がありません。
 すべての定植が完了しましたので、以後は選抜して間引くだけです。

 盆養の草丈の伸びが良くないので、Amazonでジベレリンを注文しましたので、散布して伸ばそうと思います。
 

ダルマ
 
福助
 
嵯峨菊
 
盆養
 スプレー菊
 
 
       


8月11日

 草丈が低い盆養にジベレリン処理を行いました。
 Amazonで購入したのは、家庭園芸用のジベラ錠5です。
 濃度は50ppm(1錠を100ccで溶かす)として、盆養の茎葉全体にまんべんなく散布しました。 
 

 
 
8月18日

 所属菊花会の第3回講習会を開催しました。
 今年も猛暑で、会員の皆さんの菊も伸びていないとのことでしたが、江戸川区の会員さんは、私の提供した苗で例年通りの伸びだということです。
 都心から隅田川、荒川、江戸川を渡って郊外に移動するたびに、体感する気温が1〜2度下がり、朝晩も幾分涼しいので、栽培環境なのでしょう。
 
   
       
 

8月20日

 菊の状況を記録します。
 猛暑の影響で伸びておりませんが、ダルマ苗は5月19日に早挿ししたのがうまくいったので、例年通りの成長となっております。
 盆養の国華越山は2鉢とも、下葉が日中にしおれているのを発見しましたので、おそらく根が傷んでいると思われることから、枯れてしまうと予想されます。
 ダルマ仕立て(厚物)
 
ダルマ仕立て(管物)
 嵯峨菊
 福助仕立て  
盆養仕立て
 
 
        

 8月25日

 25日の夜からシェードを開始しました。
 シェードは3年ぶりです。令和4年度、5年度は仕事が忙しくてやっていなかった。
 夕方に対面のマンションからの常夜灯の光害対策として遮光カーテンを降ろしてから、晩ごはん後の夜8時にダルマと福助にシェード袋を被せました。

 8月下旬は、夕方18時で暗くなるので、夜間を14時間キープするため、翌朝8時にカバーを外します。
 
 
        
 
8月31日

 菊の状況を記録します。
 台風が接近していますが、関東にはまだ影響はありません。
 ダルマ仕立ては、去年よりは良い感じに育っていますが、爆発的な成長とは言えません。
 今年は2年ぶりにシェード処理を行っているので、審査期間には開花してくれるでしょう。
 
 ダルマ仕立て(厚物)
 
ダルマ仕立て(管物)
 
スプレー菊
 
嵯峨菊
 
福助仕立て
   
 
 
         

9月11日

 菊の状況を記録します。 
 シェードは、家族旅行があったので、9月5日の朝に袋を外して終了しております。
 蕾の兆候は見られますが、シェードを全くしなかった去年も9月10日に蕾の兆候がみられたと日記に書いてありましたので、今年が早いのか遅いのかはまだわかりません。

 
 
ダルマ仕立て(厚物)
 
ダルマ仕立て(管物)
 
福助仕立て
 
スプレー菊
 
嵯峨菊
 


 蕾の兆候が見えてきていますので、あと2〜3日で蕾が確認できると思います。
 
 

 

9月15日
 厚物の国華越山と国華金山に蕾が確認できましたので、芯蕾の周りの脇蕾を落としてビーナインを染み込ませました。
 
  本日、所属菊花会の講習会を開催しましたが、都心の会員さんはまだ蕾を確認できていないとのことでしたが、郊外の方は小豆ほどの大きさとなっているそうです。
 この状態だと、審査日に8部咲き、満開は11月8日でしょうか。

 過去の記録
         脇蕾を落とした日  満開日の記録
  令和5年度    不明       11月10日頃
  令和4年度   9月17日     11月8日頃
  令和3年度   9月11日     11月4日頃
  令和2年度   9月13日     11月5日頃
  令和元年度     9月15日     11月8日頃
  平成30年度  9月14日     11月7日頃
  平成29年度  9月10日     11月4日頃
 
 
 
          
 9月21日
 菊の状況を記録します。
 蕾は小豆ほどになりました。
 令和4年度の状況に近いので、やはり11月8日頃に満開だと思います。
 
 所属菊花会の審査委員長であった上村遥先生はご高齢のため、今年は全日本菊花連盟の公認審査員の方に頼むことにしました。
 ただし、審査日程の調整がつかなかったため、本審査は11月4日となりました。ただでさえ開花が遅いのに審査日が前倒しとなっていまいましたが、仕方がないです。
 文部科学省や農林水産省、国華園から賞状を依頼する場合には、審査委員長の名前が必要であり、一昨年と去年は緊急であったため審査委員長を立てなかったが、今年は立てるよう指導があったそうです。
 
ダルマ仕立て(厚物)
 
ダルマ仕立て(管物)
 
福助

スプレー菊 
 
嵯峨菊
 
 
         


10月1日

 菊の状況を記録します。 
 
ダルマ仕立て(厚物)
 
ダルマ仕立て(管物)
 
福助
 
スプレー菊
 
嵯峨菊
 
   
         
 10月10日
 菊の状況を記録します。
 
ダルマ仕立て(厚物)
 
ダルマ仕立て(管物)
 
福助
 
スプレー菊
 
嵯峨菊
 

 
 
10月20日

 菊の状況を記録します。

 家のWi-Fiが壊れてしまって、ホームページの更新ができなかった。
 開花状況は、やはり遅いです。
 
ダルマ(厚物)
 
ダルマ(管物)
 
福助
 
スプレー菊
 
嵯峨菊
 
 
          
 10月27日
 本日、所属菊花会の搬入日です。
 例年どおり、レンタカーを借りて搬入しました。

 Wi-Fiに新しいルーター入れて光10GB回線にしました。
 家内に20年前に自分で引いた有線が古いので、マイパソコンは5GBしか出ませんが、超快適です。
 
 
 
9号鉢の中に5号鉢をセットする。
 7〜8号鉢を寝かせて固定することができます。
 
 普通のワンボックスカーなら草丈140pまでは立てて乗せることができるそうですが、経費をケチりたいので軽自動車にしています。
 軽自動車のワンボックスだと草丈120pまでしか乗せることができませんので、9号鉢の中に5号鉢を入れると丁度よい傾きになるので便利です。
 

 
 
 
 
        

11月1日

 所属菊花会の菊花展が始まりました。
 神社での祭典を行ったあと、実行委員会、行政関係者、国都区議会議員、スポンサー企業が一同に介する懇親会がありました。
 私は菊花会の会長なので、当然のようにスピーチを行わなければならず、菊の開花状況を面白おかしく説明させていただきました。
 今までは、首長とか国会議員さんとかと雑談をしており、料理は適当にしかつまんではいませんでしたが、今回はすぐに出席していた会員さんの席に移動しましたので、堂々と料理を堪能して美味くいただかせていただきました。
 

 さて、出品した菊の状況ですが、5分咲きといったところでしょうか。
 満開は、11月10日頃かもしれません。
 
 
 
         
11月4日
 本日、所属菊花会の総合審査日です。
 今まで審査委員長であった上村遥氏の体調を考慮して、2年前から役員合議で審査しておりましたが、文部科学省及び農林水産省から審査委員長による厳正な審査でなければ大臣賞を授与しないとのことなので、今年は全菊連の公認審査員に依頼させていただきました。
 審査の際には、優等花優劣の理由や育成アドバイスを頂きまして、大変参考になりました。
 
ダルマ仕立て
 優等首席 国華金山
 優等二席 国華越山

福助仕立て
 優等首席 国華越山

スプレー菊 
 優等二席 南砺サンビーム


 
 
ダルマ仕立て
   
 
          
 
11月9日
 明日は、所属菊花会の第2回切花審査ですが、私の一文字はやっと開花状態であり、出品することができません。
 他の品種と同様に8月25日からシェードしたのに全く意味がありませんでした。
 
 
 
 
 明日の審査では、切花のほか盆栽、嵯峨菊も行いますので、会場に行ってキレイに整えてきました。
 嵯峨菊もシェードしましたが、やっと開花というところです。
 
 
 さて、時間があったので、5年ぶりに日比谷の菊花展を見学しに行きました。
 コロナ禍で中止され、去年から復活しましたが、会場が日比谷公園の端に追いやられたと聞いておりましたので、場所を探すのに苦労しました。
 主催である東京都のやる気がないことは聞いておりましたので、公園利用の観光客が通らないような場所に追いやられておりました。
 実際には3団体ともかろうじて出品しているような寂しい会場となっておりました。
 各団体ともに2〜3名の名前しかなく、会員数が減ったのでしょう。
 以前のような関東周辺の名人たちが集まるトップクラスの菊花展の面影はありませんでした。
 日比谷で名人たちの菊を鑑賞して、来年用の菊苗と、格安の菊資材を購入していた頃が懐かしいです。
 菊栽培の趣味そのものが衰退しているような寂しい気持ちになってしまいました。
 私の所属菊花会も同じ境遇ですので、何とか来年も維持できるようにしなければと思わされました。
  
 
   
   
 
           
 11月10日
 本日、第2回切花審査日ですが、私の菊は咲いていないため、審査のみに参加しました。
 49花の出品がありましたので、まあまあ見栄えの良い陳列となりました。
 
  嵯峨菊の審査もありましたが、一つは優等首席、もう一つは選外でした。
 
 さて、菊花展の37部門全ての賞が決まりましたが、受賞者は常連の会員11人に与えられることになりました。
 
 
 
 
         
 
11月14日

 所属菊花会で関東近郊の菊まつり見学会を開催しました。
 今年は大型観光バスを貸し切って、会員さんとお友達合わせて29名で、静岡県三島市楽寿園の菊まつりに行きました。

 会員さんからのリクエストで昼飯はウナギ蒲焼きを企画し、交通費と飲み物代込で5,000円としました。
 
 
 
 大型の盆庭はまだ7分咲きでしたが、お目当ての「静岡型懸崖菊」を鑑賞することができました。
 流れるような小菊の花がキレイでした。
 来年はどこに見学に行こうか迷います。
 
 
 
         
 11月16日
 近郊の菊まつりの見学に行きました。
 まずは江戸川区にある善養寺影向菊花大会です。
 ここで有名なのは遠景大花壇ですが、ちょうど見頃でした。
 私達の菊花会にも所属していた方が、奥さんの介護のため退会されたと聞いておりましたが、やはり名前はありませんでした。寂しくなります。
 
 
   
 
 もう一つは、亀戸天満宮の菊花展です。
 16年前の平成20年度まで所属していた菊花会です。
 今年もここの菊花会にダルマ菊苗を提供しておりますが、ダルマ仕立ては飾っていないようで残念です。
 それでも盆養鉢が90鉢出ているので、来年の菊花展も安泰でしょう

 
 善養寺と亀戸天満宮の会員さんには、切り花審査だけでも良いので、うちの菊花展に出品して競ってほしいものです。
 出品料は3,000円かかりますが、入賞するとそれ以上の商品券がもらえるので、十分に回収できますよ。 
 
   
 
          
 11月20日
 所属菊花会の表彰式が、5年ぶりに行われました。
 私個人としては、37ある賞状を数名の会員で何回も貰うことは茶番劇のような感じがしてコロナを理由に断っていましたが、今回は主催する実行委員会として来賓を呼ぶ必要があるとのことでしたので、開催をお任せしました。
 
 ちなみに菊花展開催期間中に、新会員募集チラシを配布しているのですが、まだ誰からも入会したいとの連絡はありませんでした。
 都内には、菊作りの愛好家は多くいると思われるのに、この豪華な副賞を取ることを目的して入会したい人はいないのでしょうかね。
 ちなみに今回の表彰式で私は、副賞として商品券25,000円、クオカード3,000円、肥料(どんとこい)1袋を獲得しました。
 副賞目的で入会してもらっても全然OKです。
 先輩会員との調整や、菊花会での会話相手も私が引き受けますので、興味のある方はぜひ入会してください
 新たな会員さんに受賞してもらって、受賞者の分散化を図りたいです。
 
 
NEW  
           
12月31日
 今年は仕事も少し楽になり、菊栽培に打ち込むことができました。
 来年も仕事をセーブして、菊栽培に力をいれて行きます。
 
 年末に家の外壁塗替えを行い、3階ベランダ床の防水工事も頼みました。せっかくきれいになったので、来年は菊栽培場の改良も計画したいと考えています。
 

来年に続きます。 
 
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