大菊栽培(その1)                      もどる   トップページにもどる

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1月20日
 あけましておめでとうございます。
 所属菊花会会長から新年度の講習会の予定を聞かれましたので、スケジュールを組みました。

 今年は小学校PTAの6名が正会員となったので、苗と講習会でのサポート重視で菊づくりを進めていきたいと思います。

 12月から放置状態の冬至芽の状態ですが、例年のことながら冬至芽の発生は良くありません。
 泉郷五色からは脇芽も生えていないので、ちょっと心配です。
 
 ちょっと早いですが、古葉に害虫が越冬しないよう、冬至芽の掃除と乾燥肥料を与えました。

手持ちの苗
【厚物】
 国華金山、国華越山
【管物】
 泉郷五色、泉郷富水
【一文字】
 新玉光院、玉光院、
【その他】
 スプレー(オレンジ色、黄色、ピンク色)
 嵯峨菊(黄色、白色、ピンク色)

 

2月17日
 冬至芽の地際切を行いました。
 国華金山と越山は、株本から出ていないので、茎の部分の芽をカットしました。
 切った冬至芽ですが、ほど良い大きさであったので挿し芽したら根付くかもしれません。
 適当に水揚げして、リビングの直射日光の当たらない場所に放置しておくことにしました。
 根付けばたくさん苗がとれそうです。

3月10日
 挿し穂をリビングで放置して3週間経ちました。
 すっかり忘れていましたが、適当に発根していましたので、植え付けしました。
 とりあえず苗の更新ができたので安心しました。 
 この苗から挿し穂が取れるのは5月くらいかな。
 

3月17日
 4月上旬にダルマ用の挿し芽をするので、冬至芽の整理を行いました。
 良い挿し穂とするため、勢いの弱い芽は根元からむしり取り、ロゼット状態の奇形した葉を取り除きました。
 本日の夜12時から2時間の電照も始めて、ダルマ苗の芽止まりを防止します。

3月23日
 このところの陽気で良い成長をしています。
 ダルマ親株の挿し芽日を、3月31日に予定しているので、液肥を与えて勢いを付けました。

3月31日
 所属菊花会の総会がありました。
 地元の小学校の父兄から8名が入会しましたので、とりあえずあと5年は大丈夫そうです。
 
 さて、ダルマ親株の挿し芽を行いました。
 
 大菊、スプレー、嵯峨菊など、全部で48苗を挿しました。
 
 
 室内の明るい場所で、ペット用ヒーターで加温して管理します。
 菊のシーズンが始まりました。
 

4月14日
 挿し芽から2週間経ちましたので、発根状態のチェックをしました。
 全ての苗から発根していましたが、まだ2〜3o位しか伸びていないものもありました。
 とりあえず1cm位発根した苗を鉢上げして、その他はもう少し様子見をすることとしました。

4月20日
 苗を確認したところ、2〜3cm伸びていたので、すべての苗の鉢上げを行いました。
 手前が6日前に鉢上げした苗なので、もう直射日光に当ててもしおれなくなりました。
 奥が今回の鉢上げです。
 3日ほど日陰管理して活着を促すことにします。

 この時期ですから、発根率は100%です。

4月28日
 ウチダケミカルに注文していた素材が届きました。
 今年は自分で赤玉土の改良をやろうかと思っていましたが、やはり面倒くさかったので購入することにしました。 
 ポット上げの用土と小鉢用土をブレンドしました。

 ポット上げ用土の赤玉土は、ノーマルの硬質赤玉土を使用しています。
 昨年までは経費節減のため、ウチダケミカルの腐葉土にホームセンターの腐葉土をブレンドしていたのですが、菊の成長が良くなかったので今年は全てウチダケミカルの腐葉土にしました。
 去年使用したホームセンターの腐葉土(左側)は、バーグと堆肥が混入されて真っ黒で粘り気があり、水に溶かすと黒いタンニンのような汁が発生していました。
 小鉢の時にこの黒い汁を菊が吸ってしまい、葉脈に黒筋が入り成長が良くなかったような感じでした。

 資材をケチって悩むよりは、少し高級な腐葉土にしたほうが良いと判断しました。
 資材と言っても腐葉土なので1000円位の差なので、ここは先行投資をすべきところかな。

5月1日
 このところの陽気で親株が一気に成長しました。
 令和の初日に挿し芽を実行しました。
 繁茂した親株を早く処分したかったので、すべて挿し穂として利用しました。
 全部で126本挿しましたが、実際に必要なのは福助の親株として30本程度なので、残りは小学校に引き取ってもらうことにします。

5月2日
 親株を処分しましたので、4月挿しの苗を定植しました。
 
 

5月18日
 所属菊花会の苗配布会がありましたので、久しぶりに見に行きました。
 全部で5〜600苗ほどあったでしょうか。
 盛況でした。
 私の方の挿し芽は、5月14日に発根の早かった約40苗、5月18日に残り全てのポット上げをしました。
 発根状態は、例年通りです。
 この時期ですから発根率は100%です。
 右が5月14日に鉢上げ、左が5月18日に鉢上げしたものです。
 福助の親苗用ですので、30苗ほど確保して小学校に寄付することにします。
 

5月26日
 余った苗を小学校の校門前に置いておきました。
 伊達直人になった気分です。
 小学校では先週も菊花会から苗をもらっており余剰しているとのことですので、処分してもらって結構です。
 来週は、ダルマ苗の挿し芽なので、親株にビーナイン600倍を散布して準備しておきました。

5月27日
 福助の親株用に作った苗ですが、質が良かったので盆姿3本仕立て用に5号鉢上げをしました。
 3枝がうまく育ったら8年ぶりに挑戦してみようかな。

6月2日
 ダルマ苗の親株も立派に成長しましたので、本日挿し芽を行いました。
 全部で115苗ありました。
 挿し穂の状態はまずまず良いです。
 挿し芽は2時間くらいで終了しました。
毎年、会員さんに配布しているのですが、必ず残ってしまうので、来年はもう少し減らしてみます。
 

6月8日
 定植用の培養土の調合を行いました。
 昨年は、出費を節約するため、ウチダケミカルの腐葉土にホームセンターの安い腐葉土を半分配合していたのですが、今年はお金をかけてすべてウチケミの腐葉土100%配合としました。

6月16日
 挿し芽から2週間経ちましたのでポット上げをしました。発根状態も良いので、今年は期待できそうです。
 

6月23日
 ポット上げしたダルマ苗のうち、自分用の選抜苗で22苗を確保したので、残りの約90苗を会員さんに譲渡することにします。
 所属菊花会の講習会を開催しました。
 地元小学校からも参加がありました。
 
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