大菊栽培(その2)                      もどる   トップページにもどる


6月29日
 5月に挿した苗ですが、3枝が綺麗に揃いましたので、今年初めての曲げを行いました。
 私の曲げ方は、3本の針金を使って、生気のある枝に『ひねり』を入れて一気に曲げていきます。
 うまく曲げることができたので、この苗で盆姿3本仕立てに挑戦してみることにしました。
 
 スマートフォンのタイムラプス機能を使って早送り動画を撮ってみました。
 曲げにかかった時間は10分程度です。
 

6月30日
 気づいたらベランダは足の踏み場も無いくらいに菊苗に占領されていました。
 ちょっと親株が多いんですが、福助挿し芽まであと1週間の我慢です。
 
 側面に寒冷紗をかけて、栽培場の準備を整えました。
 福助の挿し芽日を7月6日に行いますので、1週間前の本日にビーナイン600倍をまんべんなくたっぷり散布しました。
 

  

7月7日
 福助苗の挿し芽を行いました。
 これで栽培場を占拠していた親株をやっと処分できます。
 挿し穂を全部採取すると約200苗もありました。
 
 挿し芽箱は3箱しかなく、挿しても150苗が限界なので、50苗は挿し芽失敗したときの予備の苗として冷蔵庫の野菜室で保管しました。

7月10日
 厚物の盆姿3本仕立ては、柳芽回避のため胴切りピンチをする必要があることは覚えていたが、いつ実行するかは深く考えていなく7月10日辺りだと思っていた。
 過去の日記を確認したところ、7月8日にやっていたことが分かった。 2日遅くなったが、どうなるでしょうか。

 

7月15日
 雨が降っている曇天の日は、挿し芽苗にちょうど良い光量なので日光浴させました。
 まあまあ順調です。
 胴切りピンチから5日目で脇芽が出てきましたので、傷跡を目立たせないように葉を立てて真直ぐ伸ばすように矯正をしました。
 ついでに3枝の元葉も紐で縛って、落ちないように補強しました。
 所属菊花会の審査では3枝の分岐部分は重視しないのですが、丁寧に仕立てていることを他所属の菊花会が視察しに来た時にアピールするためですよ。

7月20日
 挿し芽から13日目なのですが、嵯峨菊がピンピンしているので根を確認すると、2cmも伸びていました。
 嵯峨菊は全部鉢上げ完了しました。
 ほかの苗も確認したところ、管物はすべて発根していましたので鉢上げしました。
 厚物の金山、越山は、半分を鉢上げして、根が5mm程度のものは、4日後に鉢上げをする予定です。
 

7月28日
 所属菊花会の講習会を開催しました。
 選抜落ちした約120苗を会員さんと小学校に引き取ってもらいました。
 会員さんの成育状況をデジカメで見せてもらいましたが、まずまず良い感じでした。
 さて、私も明日からダルマの定植を始めることにします。

8月1日
 菊の状態を記録します。
 ダルマの定植を始めましたが、朝から気温が暑くて毎日2鉢づつしかできていない。
 福助苗もまだ手付かずです。
 

福助苗(まだポット)
 凡姿はまあまあでしょうか。
 追込み型なので、肥料は控えめですが、下の葉が大きくしっかりとしています。
 20日前に胴切ピンチした箇所は、ほどなく新芽が伸びてわからなくなりました。
 葉の状態もきれいなので、出品してみようと思うようになりました。
 定植したダルマです。
 8月4日までに定植したいです。
 
 定植前のダルマ苗ですが、良いものを選別して先に定植しましたので、残った苗は処分すると思います。

8月20日
 菊の状態を記録します。
 家族旅行や仕事などで菊作業が滞っていたのと、連日の猛暑によって、盆姿2鉢が枯れてしまいました。
 今年は、伸びが良くないです。
 お盆を過ぎてからは朝晩に涼しさを感じるようになりましたので、追込み肥料を開始しました。

盆姿
 胴切から上の葉の成長が小さい

福助
芽先が動いてきました

ダルマ
3枝がやっと支柱に届きました

8月26日
 所属菊花会の講習会を開催しました。
 会員の皆さんが言うには、今年は成長が遅いとのことでした。
 やはり猛暑が影響しているのでしょうね。
 
 さて、会員さんからスプレー菊の状況を教えてほしいと言われましたのでので掲載しました。
 スプレー菊は例年通りでしょうか。特に猛暑の影響は受けていないと思われます。
 本日からシェード処理を始めました。
 今年の猛暑も終わり、朝晩が涼しくなりましたので、開花は去年と同じような標準的だと思われます。
 
 

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