大菊栽培(その1)                      もどる   トップページにもどる


 2月19日
 仕事がすごく忙しいが、今年も、なんとか菊づくりをしていきますので、よろしくお願いします。
 
 さて、冬至芽の状態ですが、ダルマでよく咲いてくれた国華金山は、例年のことながら冬至芽の発生がありません。
 

手持ちの苗
【厚物・厚走り】
 国華金山、国華越山、国華早越山、国華聖者
【管物】
 泉郷五色、国華花百合、泉郷富水
【一文字】
 新玉光院、玉光院、岸の北極光、紅御殿
【その他】
 スプレー(オレンジ色)

 毎年恒例の、菊の地際切りを行いました。 

地際切り前

地際切り後

3月19日
 冬至芽が休眠打破してきたので、ロゼッタ状態の葉を落とし、ろうそく状態にしました。
 これから1週間ほど肥培していきます。
 本日から電照を開始しました。
 夜中の12時から2時までタイマーセットしています。

4月2日
 所属菊花会の新年度総会がありました。
 去年から11名も会員が減少してしまいましたが、新たに4名入会していただきました。

 その一人が、『金町の人』さんでした。所属菊花会が解散し、合流したとのことです。
 これからもよろしくお願いします。
 さて、もう一人、私と同い年の新人さんが入会してくれました。
 これは菊花会の将来的にも良いことです。
 
 今年はあまりやる気が起きなかったのですが、新たな会員さんの入会により、奮起することができそうです。
 早速、家に帰ってから、ダルマ親株の挿し芽を行いました。
 いつも通りの、オキシベロン粉、との粉団子挿しで、ペット用ヒーターで加温します。

4月16日
 挿し芽から2週間が経ち、葉がピンっとしてきましたので、鉢上げをしました。
 毎年、冬至芽が発生しない国華金山も発根していました。
 ダルマ親株用なので、用土は古土に市販腐葉土を混ぜた適当なものです。
 4日間は日陰管理として、1週間くらいで鉢上げを予定しています。

 国華金山3、国華越山3、国華聖者2、泉郷富水2、泉郷五色1、新玉光院2、スプレー菊3

 また、今年も菊づくりが始まる。 

 

4月29日
 ダルマ親株苗も日光でしおれなくなりましたので、定植をしました。
 用土は、前年の古土50%、市販腐葉土50%です。
 
 芽先も動いているので、ついでに摘芯もしておきました。

4月30日
 福助親株の挿し芽を行いました。
 水揚げは、試供品でもらった『ウルトラパワーイオン』を使いました。
 
 2時間水揚げしても、葉がピンと張らないので、ちょっと不安です。
 
 いつも通りの『との粉+オキシベロン粉』で、挿し芽完了です。 1週間は日陰管理とします。

 聞いた話ですが、オキシベロン粉は製造中止になったみたいで、在庫がなくなり次第、入手できないそうです。 液体は販売継続するとのことですが、粉が使いやすかったので残念です。

5月4日
 今年こそ『岸の北極光』を咲かせようと、国華園に注文した苗であるが、どうやら品種が違うようです。
 長管で照葉なので、また新玉光院だと思います。

 さすがに3年連続はひどいので、国華園に問い合わせメールを送りました。
 
 

5月14日
 国華園からメール返信がありました。
 品種の取違いは無いとのことですが、岸の北極光と新玉光院を再送してくれました。
 苗の状態では、明らかに葉色が違いますが、現時点では判断つかないので、成長させて比べてみます。
 4月30日の挿し芽から2週間経ちましたので鉢上げしました。
 発根は普通ですが、発根率100%でした。
 去年も挑戦したスミセブンを使ったダルマ苗の挿し芽をしました。
 通常のダルマより2週間先行しています。

5月22日
 仕事から帰ると、菊苗の小包が届いていた。
 中を開けると、なんと一文字菊の苗が6ポット入っていた。
 そのうちの3つは『岸の北極光』でした。
 送り主は、なんと佳栞園さん。
 お久しぶりでございます。
  
 やはり『岸の北極光』の葉は、このように切込みが深く、黄緑色ですよね。

 
 農園日記は6年前から更新されていないので、近況はわかりませんでしたが、苗の状態も良く、ポット用土も丁寧に作られており、菊づくりを続けているようで安心しました。

5月27日
 福助親株(4月30日挿し芽)の定植をしました。
 会員さんに配布できる本数は確保できそうです。
 ダルマ親株も成長中です。
 6月4日に挿し芽を予定しています。

 さて、国華園から送られてきた『岸の北極光』につきまして、実は佳栞園さんも同じ境遇であったとのことです。
 岸の北極光を注文したが新玉光院の間違いで、再送品も新玉光院であったとのこと。
 その後の問い合わせは無視されたとのことですので、国華園としては、対象の苗を『岸の北極光』と主張しているそうです。
 なるほど、佳栞園さんが私に苗を送ってきた理由が良くわかりました。

 私のところには、国華園が『新玉光院』と『岸の北極光』の2品を送ってきましたので、秋には結果が判明すると思います。(実は既にサイレント修正され、本物の苗を送付されていたりするかも?)
 結果がどうあれ、私としては文句を言ったり返金要求など、鬼の首をとるような行為をするつもりはありません。
 むしろ、このホームページのネタができました。 (最近は会員さんにも当HPの存在がばれており、昔のような菊花会ネタができなく、マンネリと言われているので。) 

6月4日
 ダルマ苗の挿し芽を行いました。
 全部で78本です。

 今回の挿し芽は、葉を一枚多めに付けましたので、発根に成功すれば、大きな苗となります。

 

6月18日
 ダルマ苗の鉢上げを行いました。
 発根は、まあまあですが、国華越山は遅めなので、もう2日ほど様子を見ます。

 各苗15本くらい挿しており、葉の勢いと発根が良い苗5本を選抜して自分のものとし、選定から外れた残りは会員さんに配ることにます。

6月20日
 発根がいまいちであった、国華越山などを鉢上げしました。

 トータルで発根が良かった選抜苗を数えたら32苗もありました。
 育てられるのが20苗程度なので、数日後、更に選別をしようと思います。
 残念ながら選抜落ちした苗は、ポリポットに植えて、来週の講習会で会員さんに配ります。
 選抜落ちと言っても、まあまあ良い出来であるので、会員さんに喜んでもらえると思います。

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