大菊栽培(その2)                      もどる   トップページにもどる


 6月24日
 ダルマ苗、78本挿し芽を行い、29苗を選抜しましたが、さすがに全部は育てられないので、その中からさらに20苗に絞りました。

 
 
 培養土に混ぜる荒木田土を砕いて粒状にしました。
 硬いので、スコップで砕き、ふるいをかけてミジンを落としました。
 保肥性が良いので、厚物の培養土に1割加えることにします。

6月25日
 所属菊花会の第一回講習会を行いました。
 参加者は16人で、思っていたより多くの参加者がありました。
 苗もすべて引き取ってもらえました。

7月6日
 職場では『働き方改革』が行われており、18時には帰宅できるようになってきた。
 3.5号ポットに植えて2週間が過ぎましたので、5号鉢に植替えを行いました。
 ポット上げに使った用土に荒木田土のダンゴ、酸素が一番を少量混ぜています。、
 
 3.5号ポットでは大きく見え、良い成長であると思っていた苗も、5号鉢に植えてみると、標準か少し小さい苗だと感じてしまいます。
 

7月9日
 福助の挿し芽を行いました。
 生育状態があまり良くなく、茎が細く、葉が小さかったので、いつもより葉を1枚多くつけて、少しでも大きく見せるようにしました。
 全部で100苗を挿しました。

7月10日
 菊の生育状態は、まあまあ良いといったところでしょうか。 ダルマの3枝も米粒以上になりました。

 晴れた日は気温が上がり、日光も痛いくらい照るようになり、葉焼けを心配する季節になってきました。
 毎年、天井に20%白寒冷紗を張っているのですが、今年は日光を最大限活用するため、寒冷紗を張らず、ミスト自動潅水を本日から8時、11時、14時、19時の1日4回取り入れ、温度を下げて見ることにします。、

7月15日
 以前、国華園で注文した『岸の北極光』が間違いではないのかと問い合わせた件で、国華園から『岸の北極光』『新玉光院』の2苗を送られた件についてです。

 5月に送られてきたのですが、この苗からの出品はあきらめていたので、同じ鉢に植えて様子を見てみました。
 右が『新玉光院』、左が『岸の北極光』です。
 7号鉢に植えて、成長を合わせるため胴切りして2苗づつ伸ばしています。
 面白いことに、草丈、葉の照り具合が、酷似しています。
 どんな花が咲くのか楽しみではあります。

7月16日
 スミセブンを使うことで2週間先行して挿し芽をしたダルマ苗を定植しました。
 苗にもう少し勢いがほしいところですが、来週あたりに3枝の曲げを予定しています。
 
 スプレー菊の挿し芽をしました。
 50苗なので16組でしょうか。
 品種は『オレンジ』という名前で、上村遥先生の実生苗のようです。
 今年は良い挿し穂が取れましたので、期待できます。

7月18日
 ダルマ苗の3枝曲げをやりました。
 まあまあの曲げですが、苗が腰高なので2〜3cm高いです。
 立ち上がってきたら、スミセブンを土壌潅水してみます。

7月23日
 福助苗の挿し芽から2週間経ちましたので、鉢上げをしました。
 猛暑でしおれ気味でしたが、なんとか持ちこたえてくれました。
 100苗のうち2苗のみ廃棄に留まり、発根は普通でした。
 
 苗の選抜をして、発根の良い31苗を自分用としてプラスチックポットに植替え、選抜落ちの苗はポリポットに上げて会員さんに引き取ってもらいます。
 
 

7月30日
 本日は所属菊花会の講習日でした。
 選抜落ちした67苗と培養土1袋を持ち、会員さんに提供しました。
 小学生の親子が来ておりましたので、将来への投資を期待し、良い苗を優先的にさし上げました。
 会員さんの話によると、今年は梅雨らしくなく、晴れが続いたため、ダルマの3枝が3〜4cmしか伸びていないとのことでした。
 家に帰ってから、ダルマ苗の定植をしました。
 去年に比べると伸びは良いとは言えないが、2年前の27年度と同じくらいです。
 そんなに悪くは無いと思います。
 左が6月4日挿しの通常ダルマ、中央と右が5月14日挿しの先行ダルマです。
 今は差があるが、8月末になれば同じようになるでしょう。
 先行ダルマには、スミナイス1ml液を土壌潅水しました。
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8月1日
 菊の状態を記録します。

 福助苗は目先が動いてきたので、ビーナイン300倍を散布しました。
 また、国華越山の苗にそれぞれスミセブン1mlと0.5mlを土壌潅水して、生長の比較実験をしてみます。

先行ダルマ苗

通常ダルマ苗

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