大菊栽培(その3)                      もどる   トップページにもどる


3月13日
 所属する菊花会の総会がありました。
 今年の競技花と会計報告、スケジュールが発表されました。
 競技花は、やっぱり『国華金山』でした。
 また会計報告と監査報告なのですが、印刷製本費が高い! 年1回の会報誌なのですが100冊で約30万円も印刷費がかかっている。
 1冊3000円です。役員の印刷会社で製本しているのに高すぎる。カラーは5ページほどしかなく他40ページは黒刷りなのに、これだけ経費がかかるとは。自費出版は高いと聞いていたがここまで高いとは。役員の会社で印刷するのだからサービスすればいいのに。
 『何か異議はありませんか?』と監査報告がありましたが、とても言う勇気なんかありません。
 この日の夕方、全ての土のう袋の赤玉土をほぐしました。 
 玉をつぶさないように半分に割ってみると、きれいに菌糸が広がっていました。
 臭いは全くありません。鼻を近づけてもまったく感じられません。発酵熱はなく、冷めていました。
 この塊を、玉を崩さないように手で少しづつ揉みほぐしていきました。そして7袋すべてさらさらの状態にして、日陰に保管しておきました。
 実は本当に発酵しているかが心配で、1袋だけ水分を含ませて放置しておいたのですが、発酵熱はありませんでした。
 
 完成しました。次回は培養土のブレンドです。

3月16日
 『泉郷五色』の冬至芽がでなくてあきらめかけていたとき、以前に会社の上司にあげた『泉郷五色』の苗が、畑に放置してあり青々と育っていると言われました。
 これはラッキーです。さっそく苗を持ってきてもらうようお願いしました。

3月18日
 上司が『泉郷五色』の苗を持ってきてくれました。2苗あります。畑に地植えして野ざらしにしてあったと聞いていたが、鉛筆ほどの太さの立派な冬至芽が展開していました。
 とりあえず病気や害虫はいないようですが、消毒して8号鉢に植え替えておきます。
 この苗でダルマ・福助の連覇を狙います。

3月21日
 冬至芽が展開して普通の葉になってきているので、下葉を取り除きロウソク状にしてから大菊液肥X1000倍を与えたあとに、コロマイト、ダコニール、モスピランで消毒しておきました。
 

3月25日
 冬至芽の摘心を行ないました。
 摘心したのは、『泉郷五色』、『泉郷花便り』、『泉郷富水』、『富士の輝き』です。
 それにしても国華園に注文した春苗がまだ届かない。早く届いて欲しいものです。
 

3月26日
 大菊液肥X1000倍を与えました。

3月27日
 培養土を作りました。
 配合については、まだ自分で決めかねるので、ウチダケミカルのお勧め配合にしました。
  
 改良赤玉土  35%
 腐葉土     40%
 ゼオライト    10%
 クン炭      10%
 パーライト    5%
 土の素 全体の10%

 今回初投入するのが『ゼオライト』です。
 目の細かい軽石のようです。根ぐされ防止によいとのことなので、去年の失敗を改善するために投入しました。
 2月に改良した赤玉土です。
 35%投入しました。
 
 全体をよくかき回したあとで、更に『土の素』を10%投入しました。
 これでまた2ヶ月間積み込んで、培養土をなじませるそうです。
 
 この土を使うのは、5月中旬の小鉢に上げるときに使います。
 

4月1日
 冬至芽に大菊液肥X1000倍を与えました。
 待ちに待っていた国華園の苗が届きました。
 右が『新玉光院』、左が『メリクロン兼六香菊』です。とりあえず明日植えつけます。

4月2日
 苗を植えつけました。まずはスピンアウト10.5cmポットで様子をみます。
 苗が弱そうなので、摘心できるか心配です。5月の挿し芽は1本づつかもしれない。
 とりあえず、家の窓辺で管理することにします。特にメリクロン苗はアブラムシに触らせたくないですし。
4月3日
 以前、道路工事現場で入手した粘土を細かく砕きました。
 手でちぎるように崩していたのですが大変でした。2時間くらい黙々と作業をしていました。
 でも本当にこんなので田土の代用となるのだろうか。
 ということで荒木田土を試しに購入して比較してみました。
 色は全く違います。でも粘土質なのは一緒です。あとは、ペーハーとECなのですがまだ測定していません。なんとか使えそうです。
 とりあえず麹処理をしようかと思っています。

 菊花会の役員から電話がありました。
 競技花である『国華金山』の苗をを5月22日にもらいに行くので準備しろとの事でした。
 現在私の持っている苗は、5本取れるかというところ。おまけにそれは『国華金越山』、あげたくないですが、去年出品しているのを知られているので無いとも言えなかったのでしょうがないです。 『会員の人たちには5月30日に配布するので逆算して挿し芽しろ』なんて命令されてしまいました。
 2年目の新人に苗作りを頼まないでよ。
 

4月4日
 冬至芽の状況です。左から『国華金越山』、『岸の北極光』、『泉郷五色』です。
 このところの陽気で脇芽が膨らんできました。
左奥から『太平の花暦』、『泉郷富水』、『富士の輝き』。 左手前から『泉郷旅心』、『泉郷花便り』です。
 5号鉢(スピンアウト処理)なので、ひと回り大きな鉢に植替えを考えなくてはと思っているのですが、暇がない。

4月5日
 以前から考えていた『雨よけ』のテラスをホームセンターで注文しました。 8万9000円でホームセンターで部材だけ配達してもらい、あとはDIYで作ることにしました。もちろん自己の責任で施工します。
 5月の連休中に作業をする予定です。

4月9日
 冬至苗を植え替えました。
 プランターに2苗づつ植えて、富士の輝きだけは単独に植えておきました。
 この用土に例の粘土を10%くらい混ぜておきました。
 植替え後、キング1000倍を潅水しておきました。

4月10日
 ベランダ雨よけテラスが届きました。
 とりあえずすぐには作業できないので、取り扱い説明書をよく読んで工事の段取りを考えました。 注文してから1週間で届きました。連休前を予定していたのだけれど、このままベランダに放置しておくわけもいかないので、その前にやらなければならなくなりました。
 今週末か?
 
 
 

4月11日
 いつものように近所のホームセンターに散歩していたら、大菊の苗がもう売っていました。
 品種名をみてみると『国華おたけび』『泉郷柳橋』だとか、聞き覚えのある品種が298円で売っていました。ただ販売元は『国華園』はなく『豊?園』と書いてありました。
 苗の状態が気になるので手にとって観察しました。この次期にもう苗が出回っているのですね。

4月13日
 最近このホームページのアクセス数が倍になってきている。私はホームページ開設時から毎日アクセス数を記録してグラフにしていて、いままで毎日約10人程度しか見ていなかったのですが、4月9日から毎日30人も閲覧している。
 特に変わったことはしていないのにどうしてだろうと考え、ヤフーの検索で『大菊栽培』と入力してみたら、なんと1番に検索されてきた。
 『国華横綱』『泉郷ひな祭』でも1番、『国華金山』『泉郷五色』『泉郷旅心』だと2番と上位に上がってきている。
 以前は、このページを検索することさえ非常に難しかったのに、どうしたことだろうか。
 菊作りのページとしてだんだんメジャーになってきたのだろうか。うれしいかぎりです。
 最近はメールで励ましや助言してくれる人も増えてきました。でも迷惑メールが多くなってきたため今はアドレスを公開していないので掲示板でも作ろうかとも考えたのだが、専門的なのことを質問されても経験が無い私に答えられないのでやめます。
 
 一番心配なのは、所属する菊花会の会員が閲覧する可能性も高くなったということでもある。けっこう文句を書いているからなあ。

4月14日
 新葉が動いてきました。
 この日から屋外で管理します。メリクロン苗だけはアブラムシを避けるため、キッチン排水ネットをかけておきます。
 いまから摘心しても、3本仕立てには間に合いそうも無いので、1本ずつ挿し穂を取ることにします。
 

4月15日
 苗に大菊液肥Vの1000倍を与えました。 また『国華金越山』と『岸の北極光』はすぐにでも挿し芽を取れる状態だあったので液肥は与えず、キング1000倍を与えました。

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