大菊栽培(その10)                      もどる   トップページにもどる


10月15日
 菊の記録をつけます。
品  種 草丈(鉢底から天の先) 前回
( 10月1日)
伸び 備   考
富士の新雪@
富士の新雪A
富士の輝き@
富士の輝きA
富士の輝きB
新玉光院
国華金越山@
国華金越山A
聖光華宝
128cm
118cm
132cm
129cm
133cm
139cm
119cm
131cm
128cm
126cm
107cm
128cm
126cm
129cm
125cm
115cm
119cm
115cm
 2cm
11cm
 4cm
 3cm
 4cm
14cm
 4cm
12cm
13cm
胴切り

冷蔵苗 10号鉢 胴切り
冷蔵苗 胴切り

『人』弱い、ジベ処理
冷蔵苗、ジベ処理
冷蔵苗 胴切り
 
富士の新雪

富士の輝き


本蕾

柳蕾
国華金越山


新玉光院、聖光華宝

新玉光院

聖光華宝




兼六香菊、富士の新雪、庵姫、玉穂の未来

兼六香菊

庵姫

玉穂の未来



(福助) 国華金越山

(福助)泉郷五色

(福助)兼六香菊、泉郷富水、聖光華宝

 この日の夕方、役員から電話があり出品札を取りに行った。
 ついでに役員の菊の状態を見せてもらったが、私と同じ蕾の状態であった。
 
 全体として弱い優しい感じの木作りでした。ただ、花の中にアブラムシが入っていて繁殖していましたので、教えてあげたところ、実は昨日薬剤散布したそうです。
 詳しく話を聞くと、薬剤はスミチオンとマラソンとスミソンしかもっていないとのこと。スミソンは混合液なので、事実上2剤で今まで駆除をしてきたそうです。
 とりあえずオルトランを株元に撒いた方が良いと教えると、今度はそのような薬剤は知らないと言われました。早速ホームセンターに買いに行くそうです。
 役員の育てている『富士の新雪』。
 ちょっと黄色っぽいので安心しました。

10月17日
 子供を大学病院で診察した帰り、参拝問題で有名な神社に寄ってみました。
 思ったとおり菊花展をやっていました。日比谷公園の3菊花会が主催しているのですね。
 ほとんど5分咲き程度なのにはビックリです。厚物は『東海の真』『東海の真心』『国華友愛』『精光右近』がほとんどで、管物は『清見の由来』『聖光の朝』がほとんどでした。
 『富士の輝き』を見つけましたが、もう6分咲きです。茎が小指ほどの太さになっていました。
 下葉も落ちていないし、なにより開花が早い。自分の蕾状態と比べるとちょっとショックでした。
 

10月20日
 菊の開花状況を記録します。

 富士の新雪だと思っていたのに花が白くならない。
 やっぱり『新雪』ではなく、『輝き』の間違えであったようだ。去年、日比谷公園の即売会で買った秋苗の花色が変だった時に、疑問を持てばよかったと後悔しています。でもあの時の国華園カタログには富士の新雪は載っていなかったのでどうせだめだったけれど。
 盆姿もなかなか良かったし、何より所属菊花会の競技花として出品できないのが残念です。
 ということは『富士の輝き』が5鉢と言うことになってしまった。でも他の鉢は開花が遅くて、審査に間に合わない。
 
 何で開花が遅いのだろうと考えてみた。この時期みんな5分咲き位なのに…。
 関東だけ冷涼な気候だったともいえないし、今年の夏は十分暑かったし、シェードも確実にやったし。
 今年は着蕾が去年よりも早かったので、少なくとも去年同様の開花状態でなければいけない。今年は盆姿はともかく福助やすべての菊の開花が遅れている。

 となると原因は、今年設置した蛍光灯だろう。3畳ほどの栽培スペースに、3本の大型蛍光灯ですから、リビングルーム以上に明るい。
 シェードして蕾がついた後、仕事が帰りが遅くて夜にしか菊の世話をできなく毎晩2時間くらい作業していたものだから、電照として蕾に影響が出ているのだと思う。今年の金越山は8月末には柳蕾となっているのだから、今頃は満開になっていてもおかしいのにまだ3分もいっていない。今年の蕾はガクが開花の邪魔をしているように思われる。 
 玉穂の未来なんていまだに蕾すら確認できないし、庵姫も蕾の大きさが全く変わらない。

 
 蛍光灯で間違いないだろう。菊のシーズンが終わったら、撤去しよう。
 この時期になって、妙に悲しくなってしまいました。
 とりあえず、必要以外は蛍光灯をつけないことにします。
 
 

この照明灯のせい?

国華金越山(柳蕾)

国華金越山(本蕾)

聖光華宝

富士の輝き

去年購入した秋苗の花色

富士の新雪?(がっかり!)

新玉光院

姫庵

玉穂の未来

国華金越山(福助)

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