大菊栽培(その11)                      もどる   トップページにもどる


10月22日
 所属菊花展への出品しました。出品したのは下記の通り。

 神社 4鉢
  国華金越山(柳蕾)
  富士の輝き(新雪と間違えた鉢)
  富士の輝き
  聖光華宝

 文化センター 2鉢
  国華金越山(本蕾)
  富士の輝き

 

国華金越山(柳蕾)

国華金越山(本蕾)

富士の輝き(新雪と間違えた鉢)

聖光華宝


難しい品種であったのか、競技花はたった6鉢

私のだけ開花が遅れている。
 会員の出品花をみると、みんな5分咲き以上であったので、私の花は気候のせいで開花が遅れたことではないことが判りました。
 競技花の『富士の新雪』はたった6鉢です。みんな下葉が枯れてしまい、途中で枯れてしまったそうです。でも出品している鉢は、下葉がちゃんと残っていて茎も太いのもあります。私も白い『富士の新雪』を出品したかったです。
 ちなみに、来年の競技花が決まったそうです。『国華建国』で、厚物、赤色、中幹、中咲きだそうです。国華園のカタログにも500円でありますが、心配なので役員さんからその鉢から出ているド芽を直接もらう約束をしました。

10月25日
 菊の開花状況を記録します。

 やっぱり開花が遅い。今年は去年以上にシッカリと肥料抜きをしているのに、花弁がしわだらけである。役員からは、『調子にのって肥料をやりすぎたからだよ』って言われるし。
 私が思っているのは、電照によってガクが異常に発達して花弁まで影響したのではないかと考えているのだが、どうでしょう。
 
 自宅の福助の花の中にハダニが数匹いるのを発見。あれだけ徹底的に散布したのに生き残りがいたのですね。
 消毒はせず、鉢ごと隔離しておきました。

国華金越山(福助)自宅

兼六香菊(切花)自宅

富士の輝き(切花)自宅

聖光華宝(神社)

ベランダの様子

富士の輝き(神社)

国華金越山(神社)

10月27日
 国華園に注文していた秋苗の『玉光院』と『岸の北極光』が届きました。発送は11月からなのにちょっと早い。
 でも、早いだけあって去年と比べると若々しくて綺麗なものが届きました。
 ついでにサービス品として『国華銀強大』も入っていましたが、菊仲間にあげることにします。

 左『岸の北極光』 右『玉光院』
 中『岸の北極光(ワールド血統)』

10月31日
 審査前日でも入賞には程遠い状態であることは解っているのであるが、せっかくなので区民センターに出品した2鉢を確認した。
 
 金越山は中心に膨らみがあるので、あと一週間くらい時間があれば満開になると思われるが、まるで大掴み菊みたいにグジャグジャです。
 富士の輝きは、まともに開花しないと思われます。

 
 今年の栽培については残念であるが、思ったほど悔しさや悲しみの気持ちは起きません。むしろ、失敗経験と改善策が頭に浮かんでいるので、早く来年にならないかと待ち遠しいです。
 でも今のシーズンは、チョッとさびしい。一文字が手元に無いので、めもできないのもつまらない。
 今年はたくさんの菊花展巡りをして、気を紛らわすかな。

11月1日
 今年は失敗であるがこれも事実。
 菊の開花記録をとります。

新玉光院

庵姫(花色だけは確認したい)

富士の新雪(大掴み仕立て?)

富士の新雪

国華金越山(福助)

泉郷五色(福助)
5鉢全部が柳芽により蕾消滅!

泉郷富水(福助) 
実は8月中旬に柳芽となり立替えたもの。

玉穂の未来
蕾を確認した。

兼六香菊
唯一まともに花弁が出てきた。

聖光華宝(神社)
管物版の鬼蕾?
今年の新花でだったのに、がっかり?


富士の輝き
悲しいかな、陳列からも除外されていた。

国華金越山
本日審査日なので、花を直してあげた。
4分咲きと言ったところか?

 自分の花が4分咲きなので、花直しは10分で終わってしまった。
 欲求不満の思いを発散したかったので、当番役員の花直しをしてあげました。もう一人の役員からも頼まれ、1時間ほど作業をしましたが、結構見栄えが良くなりました。
 
 まだ、発散が足りないので、日比谷公園までバイクで見に行きました。東京都観光菊花展は1日から開催です。
 切花の壇は3日が審査なので何もありませんでしたが、秋苗販売は豊富にありました。国華〇〇年とか今年の新花が300円でたくさんありましたが、聖光華宝だけは3会共通値段1000円で売っていました。
 ここで、『新玉光院』と『国華聖者』を手に入れ、なおかつ売店でヨーゲン強力2号とオキシベロンを入手しました。
 
 憧れの会場、でもこんな調子ではいつまで経っても、ここに出品できそうも無い。
 

切花棚には何も無い。

11月3日
 福助の泉郷五色の蕾をつぶしてみると、花びらなんか全く確認できませんでした。
 シェードによって着蕾したのが、電照によって柳芽になってしまったのだと思われます。
 人工的に柳芽を作り出してしまった。

 株元には冬至芽が出ていましたので、来年の苗取りとして植え替えました。
 日比谷で仕入れた『新玉光院』と『国華聖者』、奥は来年の競技花『国華建国』。
 新玉光院はあるのだけれど、1鉢だけなので冬至芽が出ないことも考えて保険として購入しました。
 国華聖者は、ダルマ福助仕立てを考えて購入しました。

 夕方、菊花会役員から電話があり、4日のダルマ・福助・切花の審査を手伝ってほしいとのこと。
 今回は出品できるものもないし、かえって公平な審査をすることができるし、審査というものがどんなものか興味があったので、出席することにしました。

次のページへ