大菊栽培(その8)                     もどる   トップページにもどる 


9月15日
 菊の記録をつけます。
品  種 草丈(鉢底から天の先) 前回
( 9月2日)
伸び(1日当り伸び) 備   考
富士の新雪@
富士の新雪A
富士の輝き@
富士の輝きA
富士の輝きB
新玉光院
国華金越山@
国華金越山A
聖光華宝
113cm
93cm
114cm
106cm
116cm
100cm
96cm
104cm
90cm
96cm
81cm
95cm
93cm
98cm
88cm
89cm
90cm
74cm
17cm(1.3cm)
12cm(0.9cm)
19cm(1.5cm)
13cm(1.0cm)
18cm(1.4cm)
12cm(0.9cm)
15cm(1.2cm)
14cm(1.2cm)
16cm(1.3cm)
胴切り

冷蔵苗 10号鉢 胴切り
冷蔵苗 胴切り

『人』弱い
冷蔵苗
冷蔵苗 胴切り
 

富士の新雪

国華金越山

富士の輝き

新玉光院、聖光華宝

兼六香菊、富士の新雪、庵姫、玉穂の未来

(福助) 国華金越山

(福助)兼六香菊

(福助)聖光華宝、泉郷富水

(福助)泉郷五色
3本仕立て
 聖光華宝と新玉光院以外すべてに蕾がつきました。

切花1本仕立て
 『庵姫』がとても元気です。『玉穂の未来』はまだ蕾を確認できません。

福助
 追込みをかけていたのに、前回とあまり変わっていません。


9月16日
 福助の金越山にも蕾がついてきた。指が入る大きさになった車蕾の襟巻きを丁寧に落としました。
 ニッソランX+ダコニール+キングで消毒しました。

 国華園から、来年のカレンダーと会報誌が届きました。秋苗のカタログが出ていました。去年は11月に注文したので、12月にアブラムシ付の劣悪な苗が届いてしまったが、今から頼んでおけば11月上旬にはすばらしい苗がくるかもしれない。どうしようか?

9月19日
 9月早々に蕾がついた3本仕立ての国華金越山です。
 左から『人(本蕾)』『天(柳蕾)』『地(柳蕾)』で、蕾の性質の違いから、柳蕾は伸びなくて逆天しています。
 この状態を直すため、ジベレリンで調整してみます。
 いつもは武田のジベラ錠を使うのですが、今回は去年日比谷の菊花展で購入したものを使います。
 濃さは、参考書にしたがって100ppmとしました。
 『地』には花首下15cmまでの茎に筆で塗りました。
 『天』は『地』と同様ですが、葉の部分に霧吹きでも散布しておきました。
 『人』も塗らないといけないと考え、花首から5cm下の茎に、2cm幅で塗ってみました。
 さあ、どのように変化するか記録をとってみます。

 ちなみにこの金越山はノーピンチだったのですが、着蕾がとても早かった。
 3枝分岐から葉数を数えると36葉。なるほど・・・。
  

9月20日
 以前しおれてしまった『岸の北極光』の挿し芽を確認したところ、根が生えていました。
 これで何とか、子孫を残せそうです。

 切り取ったときは残念であったけれど、今考えれば良い選択だったと思います。
 とりあえずしばらく肥料を与えずに活着を促進させるよう努力します。
 蕾をつけないように電照しようかとおもったのですが、ここは自然の摂理にまかせて屋外で普通に管理することにします。

9月21日
 今後の開花予想をするため、菊の蕾を記録します。

国華金越山(ノーピンチ 柳蕾)

富士の新雪

国華金越山(ピンチ 本蕾)

富士の輝き

聖光華宝

兼六香菊

新玉光院

国華金越山(福助)
 去年と比べると、全体として遅めです。
 聖光華宝と新玉光院はまだ蕾も確認できません。

9月23日
 サンマイト(殺虫殺ダニ剤)+マネージ(殺菌剤)で消毒しました。
 今のところ、ダニは見かけませんが、アブラムシは飛来してくるようです。これから蕾の甘皮がむけるまえに、害虫策をシッカリする予定です。

9月28日
 ジベレリン処理した蕾の状態です。
 高さについてはほとんど変化なく成長しています。ここでさらにジベ処理をしてしまうと伸びが止まらなくなると思うので、またしばらく様子を見ることにします。
 

9月19日の様子

9月28日の様子

9月29日
 久しぶりにジョイフル本田に行った。スクーターで片道1時間30分34kmを走った目的は、新しい農薬を購入するためでした。
 殺菌剤として、ベンレート、ジマンダイセン、殺ダニ剤として、オダサン、デデオン、ロディーを購入しました。
 これで薬剤ローテーションが強力になります。
 ちなみにロディーの購入には、印鑑と身分証明書が必要でした。

9月30日
 早速、殺虫殺ダニ剤のロディーを散布しました。ベンレートなどの粉状の薬剤を計量するスプーンがないので、今回は持っているダコニールで殺菌しました。

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