大菊栽培(その9)                     もどる   トップページにもどる


10月1日
 菊の記録をつけます。
品  種 草丈(鉢底から天の先) 前回
( 9月15日)
伸び(1日当り伸び) 備   考
富士の新雪@
富士の新雪A
富士の輝き@
富士の輝きA
富士の輝きB
新玉光院
国華金越山@
国華金越山A
聖光華宝
126cm
107cm
128cm
126cm
129cm
125cm
115cm
119cm
115cm
113cm
93cm
114cm
106cm
116cm
100cm
96cm
104cm
90cm
13cm(0.9cm)
14cm(0.9cm)
14cm(0.9cm)
20cm(1.3cm)
13cm(0.9cm)
25cm(1.7cm)
19cm(1.3cm)
15cm(1.0cm)
25cm(1.7cm)
胴切り

冷蔵苗 10号鉢 胴切り
冷蔵苗 胴切り

『人』弱い、ジベ処理
冷蔵苗、ジベ処理
冷蔵苗 胴切り
 
富士の新雪

富士の輝き

国華金越山


新玉光院、聖光華宝

新玉光院

聖光華宝




兼六香菊、富士の新雪、庵姫、玉穂の未来

兼六香菊

庵姫

玉穂の未来



(福助) 国華金越山

(福助)泉郷五色

(福助)兼六香菊、泉郷富水、聖光華宝
3本仕立て
 今年は全体的に着蕾が遅いです。シェードも欠かさなかったのにどうしてでしょう。審査日に間に合うか不安です。
切花1本仕立て
 『庵姫』がとても元気です。開花が楽しみですが、審査には間に合わないかも知れません。『玉穂の未来』は、まだ蕾を確認できません。本当に蕾をつけるのか?

福助
 ちょっと勢いが足りないみたいです。過去の方が良いような気がするのですがどうでしょう?

 昨日、ロディーを散布したのだけれど、久しぶりにダニを1匹発見しましたので、今日はデデオン(殺ダニ)を単用で散布しました。このデデオンは匂いがキツくて、頭が痛くなります。

10月3日
 9月末にやろうと思っていた最後の増し土をやりました。ミズゴケをはがすと、どの鉢もびっしりと上根が回っていました。用土は、春に使った挿し芽に『酸素が一番』を混ぜて1cmほど敷き、またミズゴケで覆いました。

10月4日
 天地人が合わなかった国華金越山なのですが、10月に入ってからジベ処理の花首が2倍のスピードで伸び始めたので良い感じになってきました。 でもこの先、伸びが止まらなかったらどうしよう。 

9月19日の状態

10月4日の状態

10月7日
 手持ちの中で一番早く国華金越山の花弁を確認したが、去年と比べると3日遅い。と言うより全体的に蕾が遅すぎる。シェードはしっかりやったのに残念です。
 午前中に、所属菊花会の幹事長の家の前を3人の子供を連れて通ると、菊作業をやっていた。子供たちがイタズラしてはいけないので、玄関越しで菊の状況を聞いてみたところ、まだ甘皮が切れていないとのこと。ちなみに競技花の『富士の新雪』は、下葉が枯れ上がってミニスカートの状態だそうだ。なんでこんな花を選んだのかと怒っていました。
 ちなみに役員たちは来年の競技花を探しているそうです。赤の厚物で一般的に入手しやすいものを探しているそうです。とりあえず『兼六香菊』と答えておきましたが、反応が今ひとつでした。 北陸の人たちだったら気合が入る競技花ってところだが、東京の下町では人気がないみたい。

 コテツ(殺ダニ剤)ダコニールを散布しておきました。
 

10月8日
 本日は長男の運動会。快晴の天気で日焼けするほど日差しが強かった。それに風も台風なみであった。
 栽培場は、4ミリ防風ネットで囲っているので、まったく被害はありませんでしたが、ネットの外は9号鉢も倒れそうな瞬間風速が10分おきに吹き荒れていました。どっちかと言えば強い日差しで菊がしおれ気味だったのが心配です。
 さて、葉の裏から支柱から隅々までハダニを探しましたが、1匹も見つけることができませんでした。これで完全に駆除できたみたいですが、念を入れてピラニカ+マンネブダイセンで消毒を行いました。
 でも油断はできません、ダニはトンボの体にくっついて進入してくるらしいですから。

10月9日
 子供のプール教室の送迎えの帰り、春に菊談義をしようと誘われた役員の家が近かったので、家をたずねてみたが不在であった。
 道路から2階の栽培棚が見えたが、白系厚物の花弁が卵状に伸びていた。花も大きそうだったので、今年こそはスランプから脱出し、入賞してほしいものです。


 これから一週間良い天気が続きますので、不織布(ベタガケシート)2枚重ねでベランダを覆いました。
 もう台風はこないだろう。
 
 反対側のマンションから見ると、蛍光灯の明かりが、不織布に反射して、煌々とベランダが照らされている。
 マンションの住民は、私が菊をやっているのは知っているが、ちょっと異様な感じを持っているだろう。

 しかし、明るすぎて逆に夜盗虫などを呼び寄せたりするのではないかと心配です。

10月10日
 菊の蕾の状態を記録します。

国華金越山(本蕾)

国華金越山(柳蕾)

富士の輝き

富士の新雪

聖光華宝

新玉光院

庵姫(切花1本仕立て)

玉穂の未来(切花1本仕立て)

富士の新雪(切花1本仕立て)

兼六香菊(切花1本仕立て)

10月13日
 ジベレリン調整した国華金越山の花首が止まってきました。最終的には天地人同じような高さに落ち着きそうです。

9月19日の状態

10月3日の状態
 競技花である『富士の新雪』も開花してきましたが、花びらがクリーム色です。
 おそらくこれから白色になるのであろうが、非常に心配です。
 『富士の輝き』だったらどうしよう?

10月14日
 開花が遅いので早めようと考えた結果、咲かせ場(温室)にして夜間の気温を高めることにしました。
 早速、ホームセンターで一番薄いテーブルクロスを切売りで5m購入し、テラス両側面のカーテンレールに取り付けました。
 テラス前面は防風ネットと寒冷紗のままなので、すきま風は少し吹くが、確実に温度は上がっている。
 
 
 
 害虫はいないのだけれども、念には念を入れてニッソランVとマネージを散布しました。
 花色が見えている蕾には薄くサーっとかけておきました。 

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