大菊栽培(その6)                      もどる   トップページにもどる


9月20日
 新所属菊花会の第3回講習会があった。
 毎回福助苗を持参するのですが、皆さん良くできていました。 今年は開花が早いみたいです。
 この時期に、生育比較できることはとても参考になります。

9月21日
 連休に妻と3人の息子が実家に帰った。菊の講習会と仕事で一緒に行けなかったが、久しぶりに独身生活の連休となった。まあ、義父のご飯の世話をしなければならいが、日中はだれにも邪魔されない時間が過ごせる。
 せっかくの自由時間なので、愛車ハーレーでツーリングに行くことにした。
 さて、どこに行こうか。大体のスポットは行っているし、高速道路は渋滞しているので、近場を考えた。
 それでは、筑波にあるウチダケミカルの工場を見てみたいと思い、実行に移した。やっているかどうかは分からないがとりあえず行ってみて、やっていなければ筑波山を登ろうと考え、 5年ぶりに高速道路をぶっ放して行こうと首都高を登った瞬間から即渋滞。がっかり。
 2時間かけて、ウチダケミカル筑波工場に到着した。
 到着すると人の気配がなく、やっぱり休みなのだとがっかりしていたら、中から人が出てきた。

菊とハーレー、ミスマッチ? でもない。
 中から出てきた人は社長さんでした。今日は休みだが、注文がひっきりなしにかかるので電話番をしているそうでう。なんで、お入りくださいとのこと。
 なんでハーレーがウチダケミカルに?と思っているのだろうと思っていたら、ハーレーの客は結構多いそうで、実は社長もハーレーを持参しており、今度2代目を購入するそうです。車庫に止まっておりました。
 菊とハーレー、つながるものがあるみたいだ。

 さて、30分位、菊の雑談をしてもらいました。
 いろいろためになることをお聞かせいただきました。さて、年度当初に話題になった腐葉土についても教えていただきました。中国との輸入交渉や、今年は純国産で出荷できること。さらに菊養土が細かくて菊花会の人たちは改良して使っていることに対しての認識も教えてもらいました。なるほど、やはり奥深く考えているのだということがよくわかりました。 
 
 休日なのですが、私ひとりのために工場を快く見せてくれました。 写真で見たより、意外と小さい所ですべての資材を作っている。 
 さて、試供品の改良赤玉土を見せてもらいました。まだ公表していませんが、赤玉土を草炭できれいにコーティングしてあり、すでに神奈川のダルマの魔術士に提供しているそうです。 
 ちなみに、私の改良赤玉土の製造過程で熱が出ないことを伝えたところ、赤玉土には熱は必要ない、細菌がゆっくりか一気に活動するかが重要であり、熱が出る出ないは関係ないそうです。
 安心しました。

新作の赤玉土が!
 国内100%腐葉土を今冬に作るので、腐葉土用のストックヤードの工事が行われていた。
 今までは、資材のストックヤードが小さかったので、注文に対し資材の運転回数が追いつかず、顧客に迷惑をかけたことを反省し、今年は良い腐葉土を自前で作るそうです。
 お客は私ひとり。それなのに工場を見せていただき、試作品を教えていただき、質問に対し丁寧に対応していただきました。
 最近かわら版の話に疑問を持っていたのですが、社長さんと話してすっきりしました。ますますウチダケミカルのファンになりました。

腐葉土のストックヤード拡張中

9月23日
 仕事が忙しく、菊日記の更新も頻繁にはできなかったが、せっかくの休日なので今の状態を記録することにしました。
 福助は、今年から基準高さが、花首から花頂に変わったが、盛り上がりがどのくらいなのかわからない。安全を見て6cmとし、花首39cmを超えないようにしたいところだが、サイズオーバーも出てくるでしょう。
 一文字は、花の暑さが2cmくらいなので楽だが、全体のバランスとしては43cmくらいなのかな。
 

栽培場の様子

金越山、越山

岸の北極光

玉光院

泉郷富水

コケシ作り 玉光院、金越山


ダルマ 金越山、越山
 ダルマは7月ごろは調子良いかなと思っていたが、思った以上に葉っぱが大きくならず、草丈も伸びていない。
 
 新所属菊花会には、正式競技としてコケシ作りがある。6号鉢で花頂まで60cm。今回は福助崩れで作ったが、来年は正式に狙ってみるつもり。
 
 福助は、岸の北極光が調子いい。葉が大きく草丈も38cmあるので期待できそう。


ダルマ 玉光院

10月4日
 菊の状況を記録します。
 今年は開花が早そうですが、私の蕾の状況から判断すると、例年通りとなりそうです。
 一番早い国華八十吉の蕾は、やっと花弁が見えてきましたが、まだ色は確認できません。過去の状況から11月3日の審査にちょうど良いかもしれません。
 
 オサダン1000倍で最後であろう消毒を行いました。
  

栽培場の様子

一番早い蕾の状況(国華80吉)

ダルマ越山

ダルマの蕾

福助

10月15日
 菊の状態を記録します。
 切り花はいい感じになっているものがあり、期待できそう。 ダルマは、油断していたら花首が伸びすぎてしまった。
 忙しさもひと段落つきましたので、これから菊のお世話ができそうです。まずは、輪台付けをしなければならない。

国華80吉(手前)、国華80天(奥)

福助

ダルマ

10月18日
 切り花に輪台とフラワーベットを取り付けた。
 結構大きいので期待できそうです。
 さて、新所属菊花会で第4回目の講習会を行った。
 さすがに、エース級の福助は持って行けなかったので、草丈オーバーした越山を持って行った。
 

 さて、会長から、来年も福助講座をやってほしいと依頼されました。来年は3月末に土づくりからスタートしてほしいとのこと。 講習生も30人くらいになるそうです。
 断る理由がなかったので、とりあえず引き受けることになりましたが、仕事が忙しいからどうなるか。
 

10月23日
 一文字用の綿を今から少しづつ準備しています。
 結構、使いますので、綿詰めの時に足りなくならないように、職場での昼休みにも丸めています。


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