大菊栽培(その2)                      もどる   トップページにもどる


4月17日
 ダルマ親苗を鉢上げしました。
 とりあえず挿し芽すべて発根しておりました。
 国華金山、国華越山、泉郷五色、泉郷富水です。
 ダルマはこの4種類しかやりません。

4月18日
 この日がやってきました。日比谷の菊花展にデビューするため、老舗の菊花会の門を叩きました。
 会場の小学校に行ってみると、体育館で人が集まっているみたいだが、やはり入って行くには勇気がいる。
 でも虎穴に入らずばとのことで、中をのぞいてみると福徳さんと目があり、一気に安心感が芽生え、さらにサボテンさんがすでに私の入会票を記入していてくれました。
 やはり知っている人がいるいないでは、不安感が大きく変わってきます。来年入会される方は是非とも私にご一報をお願いします。
 さて、会場ではウチダケミカルの販売コーナーがありました。売っている人社長さんでしたが、目が合うなりすぐに私のことを覚えていただきハーレーの話をしていただきました。ありがたいことです。
 ちなみにウチダケミカルのホームページを近々に公開するそうです。初心者でも分かりやすいように動画を使って説明するそうですので期待していてくださいとのことです。
 オフ会楽しかったです。お疲れ様でした。

5月1日
 福助の親株の挿し芽をしました。

 切り花用の挿し芽は5月16日に行う予定です。
 4月に挿し芽したダルマ親株が成長しましたので、8号鉢に4苗づつ定植しました。
 国華金山、国華越山、泉郷富水、泉郷五色の4種類です。
 さて、1年前に自作した腐葉土なのですが、放置しておいたら腐葉土から粘土に変わってしまった。
 葉っぱは2割ほど残っているが、微塵は水分を含み粘着性がある粘土となり重たくなっている。

 正直いって使い道なさそうな予感。こんなに変化するなんて思ってもいなかった。 捨てるにしても生ゴミではなさそうだし産廃処分になるかもしれない。

 手で丸めてみると、奇麗にお団子ができる。
 いっそのこと、手ですべて丸めてみようか。
 
 

5月9日
 粘土化した腐葉土を1時間かけて丸めた。
 なんかいい感じになってきたが、この成分にはけっこうな量の油粕と米ぬかが入っているので、うかつには使えない。試験的に試してみる必要がありそうです。
 

5月12日
 所属菊花会の初心者用講習会のお知らせを郵送しました。 47人分の案内状、返信はがき、封筒詰めをすべて私ひとりで行いました。 会は私に期待してくれているのは良いが、仕事とプライベートに忙しい中での作業はかなりつらいです。かといってパソコンを使いこなせる人は私しかいないのすけどね。
 返信されてくるはがきには、どのくらいの希望者がいるのか期待しています。

 講習会は全5回、ダルマ、福助の栽培方法を教えます。また、提供する苗も私が作らなければならないので、ちょっとプレッシャーがかかります。

5月15日
 1日に挿した福助の親株を鉢上げしました。
 どれも普通の発根でした。
 いつもどおりに午後にタップリ冠水し、日陰に移しピンとさせてから、夕方にポット上げをしました。

5月16日
 切り花用の挿し芽をしました。
 一文字菊がメインです。今年は一文字の切り花に全力を注ぎます。
 国華園会報誌5月号に一文字の審査基準が載っていた。花芯の青みの状態で知らないこともあったので、参考になりました。

5月29日
 福助親株苗を、9号鉢に植え替えました。
 

5月30日
 切り花用の挿し芽をポット上げしました。
 発根はいつも通りにまあまあ良い状態です。

  
 ポット上げですが、今年から素焼き3.5号鉢を試験的に導入してみました。品種ごとに発根が特に良かった10苗を、選別してみました。
 

6月12日
 ダルマの挿し芽を行いました。
 今回は、所属菊花会の会員にも提供するので、全部で120苗となりました。
 けっこう作業時間を短縮して挿していったのですが、3時間くらいかかってしまいました。
 鉢上げ時には、程度の良い20苗程度を自分用に確保して、100苗は提供する予定です。

6月20日
 素焼鉢とポリポットでの根の状態を検証してみました。
 素焼鉢は、とても乾きが早く、逆に早過ぎるくらいに管理が難しかったです。
 普通に灌水するだけだと、水分があっという間に素焼鉢に吸い取られ、夕方にはカラカラに乾いている。
 はっきり言って、ポリポットの方が楽です。植え替えした時も、ポット苗の方が根が多く見え、素焼き鉢は根の伸びが少ないように感じた。
  
 捨てる苗であったので、根の状態を確認してみると、確かに見栄えはポリポット苗の方が白かったが、根を崩してみるとビックリです。
 ポリポットは3回ほど揺らすと土が崩れるのだが、素焼鉢は全く根鉢が崩れない。
 根がしっかりと土を掴んでいるのだ。
 強引に土を崩してみると、両方とも根の量は同じくらいなのですが、ポリポットの根は長い特徴があるのに対し、
素焼き鉢は、すべて分岐している状態であった。

 カラカラの状態の素焼鉢に根が当たるとルーピングするのを嫌うみたいで、分岐をしているようです。
 スピンアウトポットのような役割をしているみたいです。
 でも、素焼鉢は管理が難しいです。土に灌水する他に、素焼鉢にも水をかけて、蒸散をコントロールする必要があると思います。


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