大菊栽培(その2)                      もどる   トップページにもどる


4月22日
 日光に当てても、しおれにくくなってきたので、薄い液肥をあげました。
 苗を見ていると、若々しく愛おしい気持ちになります。やっぱり菊づくりは楽しい。

4月29日
 ダルマ親苗を、植え替えました。
 根はそんなに沢山まわってはいなかったけど、成長は良い方だと思います。

4月30日
 挿し芽の準備をしなければならない。
 今年の一文字は、切り花用苗を5月挿しとし、うまくいけば盆姿でも狙ってみようと思います。
 また、講習会用の挿し芽を沢山挿さなければならないので、挿し穂の管理場所も作りました。
 
 大きな挿し芽箱が2つ管理できるように棚を作りました。
 挿し芽は明日の5月1日を予定していますので、親株苗をニッソランXとダコニールで消毒しておきました。
 また、挿し芽床も散水し、 冷蔵苗も水に挿して準備しました。

5月1日
 挿し芽をしました。全部で60本ほど。
 この棚、なかなか使い勝手が良い。今までは挿し芽箱の置き場所に困っていたのに、2箱分のスペースが確保された。
 3日間くらいはビニールで風除けをしてみる予定です。

5月7日
 5号鉢用の培養土を調合しました。
 2時間かけて作業をしたのですが、娘が最後まで手伝ってくれました。
 

5月15日
 挿し芽のポット上げをしました。
 この前、物置を片づけていたら、超レアアイテムを見つけてしまいました。
 5年ほど前に購入して忘れていたみたいです。
 早速、硬質ポリポット30個買ってきて、噴霧しました。
 良い苗が作れそう。
 発根は、悪くなく普通でした。
 硬質ポリポットに上げた後、挿し芽を管理していた場所にもう一度戻し、3日間は日よけをしてから、日光に当てる予定です。

5月25日
 今年も所属菊花会の新人さん用の講習会を依頼された。受講生は35人ほど。
 講習会運営の報償費が20000円なのだけど、郵送代、苗代、テキスト印刷代、菊資材で、ほぼチャラです。
 熱心に参加してくれる人もいるので、ボランティアだと思っています。
 ダルマ苗を配布しなければならないので、親株を育成中です。自分の苗を差し引いて60苗ほど作ればいいのだが、かなり重労働です。
  

6月4日
 福助用の親株の定植を行いました。
 全28ほ本のうち良い苗は、3本仕立て用に選別し、残りを8号鉢に3苗づつ植えていきました。
 親株は全部で14鉢。ダルマ用の親株も8鉢あるので、だたでさえ狭い栽培場なのに、余計に狭くなってしまいましたが、講習会で配るのでしょうがないです。
 
 

6月5日
 苗のうち良い19苗は、3本仕立て用に5号鉢に植え替えました。
 生育の状態は、例年通りです。

6月10日
 『挿し芽をしなくては!』と気が焦るが、仕事とプライベートに忙しい。11日は私の誕生日なので、菊にかまっていると逆に家族に怒られてしまう。
 10日に挿し芽をするため、9日の仕事を夕方5時に切り上げて、挿し穂の採取をしたのだが、100本採取したところで夕飯の時刻になり、全て取ることができず、気がついたら子供と一緒に寝てしまった。
 そんなことで10日朝5時に起きて、挿し芽140本を完了させた。 講習会用にノルマ100本必要なので大変です。
 だんだん挿し芽のやり方が手抜きになってきている。昔は1本づつ丁寧に挿していたのだが、さすがに140本は時間との勝負。そのうちなにか大きな失敗をしそうで心配です。

6月19日
 挿し芽から1週間経ちました。 先週は月〜金まで午前様でしたので、菊の管理は朝の水やりだけ。
 この日は曇り空だったので、栽培棚から出してあげました。 でも、1時間もするうちにみるみるしおれてくる。
 このしおれも日光に慣れさせるためには必要なので、昼ごろまでしおれさせてから、栽培棚にもどしました。
 菊の講習会も3年目なので、何か新しいことをしないと会員が辞めていくかもしれない。 それではということで、会報誌で話題の底面給水を講習会に取り上げることにしました。 講習会で発表する前に、自分で性能を把握するために2鉢で実験中です。
 初めて2週間ですが、思っていたほど、底面から水を吸い上げていないようです。効果はいまいち感じられません、定植してから効果があるのでしょうか。
 さあ、どうやって講習生にお勧めするネタを考えようか?

6月25日
 ダルマ苗の鉢上げを行いました。
 10日目あたりから、発根しているのは分かっていたのですが、鉢上げする時間が無くて、15日目になってしまいました。
 全体的に根が伸びていて、手抜きして挿し芽した割には、最高の出来でした。 
 
 ポット上げは全部で155苗、選抜した25苗(写真手前)以外の130苗は、所属菊花会の講習会で無償配布します。
 妻いわく、『1苗100円で売れば、13000円だよ?』
 
 秋に報償費2万円もらえるが、ほとんど利益はありません。 まあ、会員さんに喜んでもらって、菊花会を継続してもらうのが目的ですからね。

6月26日
 所属菊花会の新人講習会の日です。私は車を持っていないのでバイクで苗を持っていきました。2往復するのはめんどくさいので、一回で運ぶためにバイクのトランクまで詰めて持っていきました。
 
 講習会には40人位来てくれました。会員以外にお友達も誘ってくれたみたいです。 この菊花会は安泰です。

 さて、去年とほぼ同じテキストで説明した後、培養土の混合作業をして、最後に菊の苗を配布しました。( 最初に菊苗をあげてしまうと、すぐ帰ってしまう可能性があるので) さあ、私の苗が、秋の菊花展にはどのくらい戻ってくるでしょうか。楽しみです。

 

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