大菊栽培(その3)                      もどる   トップページにもどる


11月5日
 ダルマ・福助の審査日です。
 当日は仕事で行けなかったので翌日に確認しました。
  
 福助は、2着でした。これは分かっていたことです。
 ダルマは、なんと首席でした。
 まさかアタマとは思っていなかったので、ちょっとびっくりです。
 ところで私の育てた花の形は、毎年、裾弁が大きく広がってはいるが、2段目以降が伸びきらず、富士山の形のような花型になっていることに気づきました。
 
 理想としては、日比谷菊花会のような釣鐘型の花にしたいとイメージしていたが、毎年同じ形になってしまう。
 これは、私の栽培方法の限界ではないかと、思ってしまいました。
 来年は、全く違った栽培方法をしてみなければ、また同じ花になってしまい、次のステージには行けないような気がする。さて、どうやって変えようか。

11月9日 
 所属菊花会の切り花審査のために、準備をしました。
 あまり良い花は無いけど、今回は出品することにしました。
 栽培上の菊鉢の大半が無くなったので、布団干し場所に明け渡すために、片付けを行いました。

 輪径は25cm、小さいです。
 でも今年の花は、花弁数が多いです。
 
 2花に4時間かけて綿詰めを終え、梱包をしました。
 ちなみに福助もやっと満開です。
 来年は早めのシェードをすることにします。 

 11月11日
 本日切り花審査日。 6花の出品です。
 結果は、2着、3着でした。
 出来は良くなかったのでしょうがないですがやはり首席をとらないと悔しいです。
 
 新玉光院 26cm、14弁 優等二席
 玉光院  25cm、14弁 優等三席 


 新玉光院は、余分な弁を抜いていたら2弁同時に抜けてしまい、14弁となってしまいました。良い色が出ているだけに残念です。

11月12日
 国華園から秋苗が届いた。
 いつものダンボール梱包から、発泡スチロール梱包に変わっていた。苗は横向きにして送られてくるのだが、ポットの土がこぼれないようにうまく配慮されている。
 
 今回は、国華園のネット通販を利用してみました。友の会割引は無いのですが、クレジットカード購入ですぐに注文を受けるので、11月5日に注文してから7日間で届きました。
 注文した苗は全部一文字で、『岸の北極光』、『紅御殿』です。 紅御殿については、浅草の菊花会場で花を見て、面白そうなので取り寄せました。
 ちなみにサービス品として、『岸の巴里』が送られてきました。いつもはどうしようもないサービス品なのですが、今回は、一文字の注文に配慮して送ってくれたようです。
 岸の巴里は、昨日の一文字切り花で、首席を取られた花です。リベンジしろと言っているみたいです。
 苗も元気で、来春には良い苗が取れそうです。

今年の反省と来年度に向けて

 今年は、『開花が遅れた』が一番の反省点です。辛うじて所属菊花会のダルマ部門の首席は確保しましたが、手ごたえが無く、寂しい11月となってしまいました。

 去年の抱負では、『気候変化に左右されない菊づくり』、『一文字を極める』、『新人さんを育てる』でしたが、開花が遅れてしまったことには、特に反省をしています。一文字も首席を逃してしまったのでがっかりですが、新人講習会は例年通りに開催することが出来ました。

来年の抱負

@気候変化に左右されない菊づくり
 9月シェードでも幾分開花は早まったが、9月上旬に着蕾していないことには、開花を早めることはできないので、8月末にしっかりとシェードをしたい。
 また、所属菊花会の展示場所は、日が当らない位場所なので、11月1日までに満開にしても、しばらくは老化を遅らせることができそうです。
 菊花会では、若い4分咲の輪径の小さい花で展示するならば、多少老化していても巨大な花で見せる事を意識したいです。
 来年は、この一つの抱負を達成できるように頑張ります。

来年へ



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