大菊栽培(その2)                      もどる   トップページにもどる


 7月6日
 福助用の挿し芽をしました。
 最近のやり方として、プラスチックのかごに切花用のビンの土台を置いてから育苗箱を乗せる方法を採用しています。
 育苗箱とプラスチックのかごがピッタリと合っていますし、中央部が重みでたわむこともないので、用土もくずれないし、通気性がよくて、持ち運びにも便利です。
 全部で140苗ありました。
 親株を栽培するために8号鉢が16鉢もありましたので、これで栽培場もすっきりしました。
 深夜11時から挿し芽を開始して、終了したのが深夜2時でした。
 さすがに疲れましたが、苗を期待している生徒さんのためにもがんばりました。
 育苗箱3つに125苗、ジフィーポットに15苗を挿しました。 いつもの位置にセットして管理します。
 
 14日後の7月20日に配布しなければならないので、10日前後に発根させなければならない。
 今週から猛暑が続くので絶対にしおれさせないように慎重に管理します。

7月19日
 前回の講習会でダルマ苗を100円で提供したところ、予想以上に収入があったので、すべて菊の資材に還元しました。
 ビーナインや支柱、底面給水など、会員さんのほしそうなものを大量購入して、原価で売ることにします。

7月20日
 第2回目の講習会を開催しました。
 25名の参加がありました。皆さん熱心です。
 今回は苗の調子が良くないので、1苗100円では忍びないので、1人100円の管理料で苗を提供しました。
 なお、熱心な小学生が2名参加していましたので、将来の菊花会会員になるための投資として、選抜した特別なジフィーポット苗を無償譲渡させていただきました。

7月24日
 ダルマの調子がすごく良くてびっくりしています。
 1週間挿し芽を早めたことが良かったのでしょうか。勢いが強く葉が大きくなっています。
 でも秋までに伸びすぎて、草丈オーバーにならないかが心配です。
 いつもは、8月に7号鉢に定植してから誘引するのですが、今年は5号鉢で誘引を行いました。

 誘引もばっちり決まって気合が入ります。

7月27日
 ダルマ苗を定植しました。
 7号鉢の定植時期については、3日間くらいちょっと早い程度なのですが、ダルマの成長については、2週間くらい早いです。
 成長もよいので、今年は期待できそうです。

8月6日
 ひと通りの定植作業を完了しました。
 これから開花までは、どんどん鉢を選別して減らしていきます。

8月21日
 今年の成長はまあまあといったところでしょうか。
 この2週間は草丈が伸びず、葉も大きくならなかったので貧弱ですが、これから成長していくので良しとしましょう。

8月22日
 本日からシェードを開始しました。
 去年は蕾が付いてからのシェードとしましたが、蕾が付くのが遅れてしまい、結果として開花が遅れてしまいました。今年はというと、11月の審査日には満開にすることはもちろんのこと、10月末に9割咲きにして、暗い展示場で開花状態をキープできるように、早めのシェードとします。
 よる10時にシェード袋をかぶせて、翌朝8時にはずす方法で2週間がんばります。

9月1日
 福助鉢のうちの3鉢が、8月26日に柳芽になっているのを発見したのですが、そのままシェードを続けていたら、中心が膨らんできたので蕾になったようです。
 いわゆる『鬼蕾』というものでしょうか?私には初めての経験です。 うまく咲かせるかどうかは自信がありませんが、ちょっと面白そうです。
 
 このところの東京は、お盆を過ぎてから涼しい気候が続いたため、菊の成長が良い感じです。
 この気候では花芽分化も順調な気がしますので、今年の開花はちょっと早くなりそうな予想です。

9月7日
 上根を発生させるために、ミズゴケをすべての鉢に敷きました。
 また、蕾の兆候が見えてきましたので、本日でシェードを終了しました。

9月13日
 ダルマ福助の脇蕾を落として1つにした。
 今年の開花は、普通のようです。でも、8月22日からシェードを始めてもこの時期なので、蕾が付いてからのシェードだと開花は、もっと遅れていたでしょう。
 


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