大菊栽培(その4)                      もどる   トップページにもどる


8月10日
 菊の状態を記録します。
 ダルマはまあまあでしょうか。

 
 福助はチョット勢いがないが例年こんなもんです。

8月16日
 切花用8号鉢の2本のセパレーターのうち1本を抜き取り、用土を詰めました。
 2本同時にやるとショックでしおれると参考書に書いてあったのだが、去年はめんどくさいので同時に抜いたところ、見事に2鉢ショック死してしまいました。
 自分が一番ショックを受けてしまうので、ここは参考書どおり4〜5日間隔で抜いていくことにします。

8月18日
 朝晩がすごしやすい。この時期に梅雨前線が発生して停滞しているのは、11年ぶりだとニュースでやっていた。11年前の開花状況を調べてみると、例年通り少し早めくらいであった。
 いずれにせよ涼しいことは良いことだと思います。

 さて、毎日観察していると、朝と晩で成長しているのが分かるくらいになってきた。どうやらスイッチが入ったようです。
 伸びないと思っていたら急に伸びだしてしまうので、10日ピッチ間隔でのビーナイン600倍を散布しました。

8月20日
 菊の状態を記録します。
 ダルマはスイッチが入り、ふっくらと広がってきました。
 去年並みといったところでしょうか。
 福助もスイッチオンです。
 10日前は、たいした事ないと思っていたのですが、スイッチが早く作動したみたいです。
 ミスト装置のクーリングの影響も少しはあるのかと思います。
 更なる菊のスイッチをを促すため、ミストを夜12時と朝4時に5分づつ設定して、人工朝露を再現し、昼夜の寒暖差をつけてみようと思います。

8月22日
 本日よりシェードを開始しました。
 夜6時からブラインドを閉めて、夜8時からシェード袋をかぶせて、朝8時にはずすルーチンです。

8月24日
 所属菊花会の講習会を開催しました。
 さすがに今回は苗の配布がないので、14名しか集まりませんでした。
 参加者の一人が言うには、私が持ってくる菊苗を確認して、自分の成長具合を知りたいのだそうです。
 テキストはあまり変更していないのですが、皆熱心に内容を質問してくれました。
 テキストには、私なりに考えた無理のない初心者用の栽培計画を1日単位で添付しているのですが、実際に私がこの通りに栽培しているのかとの質問がありました。
 実際のところ違います、テキストは誰でも普通に咲くような無難な計画ですと答えておきました。
 そういえば、先日郵送されたウチダケミカルの『かわらばん』には、菊花会の講習会で生徒に教えるとき、名人たちの特異な栽培方法を教えないで、初心者の技量に合わせた基礎的な栽培方法を教えてほしいと書いてあった。
 この記事には、私も同感しました。

8月31日
 菊の状態を記録します。

 ダルマは、600倍ビーナインの10日間隔がうまくいっているみたいで、支柱の節まで草丈が伸びています。

 ここ一週間は東京の気候も涼しいので、ミスト装置は起動させていません。
 この涼しさでうまく花芽分化ができていれば、開花は平年並みかチョイ早めと言ったところでしょうか。

ダルマ(国華越山)

切花用一文字

福助

9月6日
 蕾の兆候が見えてきました。
 去年とほぼ同じ時期です。ネットで全国の着蕾情報を見て、今年は早いと思っていたのですが、やはり都会なので若干遅れ気味、シェードして普通でした。
 あと2日間シェードして終了することにします。
 
 上根の発生と増土の準備をするため、『酸素が一番』をばら蒔いてミズ苔を敷きました。
 
 
 

9月10日
 菊の状態を記録します。
 蕾が見えてきました。この調子だと、11月3日満開でしょうか。 もう少しシェードを続けてみます。

9月12日
 蕾が見えてきました。芯蕾は4mmくらいです。
 厚物系の車蕾を落としました。
 去年よりも1日早いです。

9月13日
 今年は草丈を伸ばすため、ダルマは600倍のビーナインとしていましたが、気づいてみたらダルマの天が50cmになっており、チョットあせった。
 しかし、過去の記録を確認してみると、今から開花まで7cm位伸びているので、何とかなりそう。
 でも心配なのでビーナインを300倍にしました。 

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