大菊栽培(その3)                      もどる   トップページにもどる


8月1日
 福助の定植を行い、その他、切花、ダルマなど全部の苗の定植が終わりました。
 今年は伸びがいまひとつです。
 8月でどれくらい挽回できるだろうか。

8月1日の菊の状況です。

8月4日
 ダルマ苗の3枝誘引を行いました。
 例年と比べると成長が遅いですが、成長が悪い訳ではないので、なんとかなるでしょう。
 連日の猛暑ですが、ミスト自動潅水装置のおかげで、特に問題なく成長しているという感じでしょうか。

8月10日現在の菊の状況です。

8月20日
 気候が涼しくなってきましたので、一気に菊が伸び始めました。
 やっと支柱に届きましたので、ダルマ鉢の誘引針金を取ることができました。
 
8月20日現在の菊の状況です。

8月23日
 シェード処理を開始しました。
 夜8時頃にシェード袋を被せて、朝8時に外すルーチンとします。

 今年は猛暑で開花が遅れると予想されるので、少しでも開花を早めようと思います。
 所属菊花会の第3回講習会を開催しました。
 苗の配布は無いけれど、15人の参加がありました。
 出席者の皆さんに、デジカメ画像を見せてもらうのですが、皆、今年は猛暑で伸びていませんでした。
 開花が遅れそうです。

8月30日
 この一週間は、肌寒い日が続いている。
 これは、去年の気候と似ているので、ひょっとして開花が早まるかも知れない。
 猛暑で開花が遅れると予想していたら、急激に涼しくなって早まる可能性も出てきた。
 正直言ってよく判らないですが、どちらかと言えば、早まって欲しいところです。
 
 ダルマ、福助とも、涼しい気候で、スイッチが入ったように成長しています。
 猛暑での生育停滞を、どこまで挽回できるでしょうか。
 
 8月30日現在の菊の状況です。

9月5日
 まだ蕾の気配はありません。
 涼しくなってきました。
 秋に向けて上根を発生させるためにミズゴケを敷きました。
 

9月7日
 蕾の兆候を確認しました。
 去年と比べて1日遅いですが、2年前と同じ日です。
 
 去年みたいな異常な早咲きは好ましくないですが、遅咲きよりはましです。
 もう少しシェードを続けて、蕾を確認します。

9月10日
 菊の状態です。

9月12日
 蕾が見えてきましたので、脇蕾の襟巻きを落としました。
 去年と同日です。今年もまた早いのでしょうか。

9月13日
 所属菊花会の審査規定が変更され、今年から茶色の鉢は審査対象外となりました。
 詳細な理由は不明ですが、以前聞いたところでは、神様に奉納するのに茶色の素焼き鉢では失礼に当たるので黒に統一するとのことでしょう。
 福助の定植時には、選抜した良い苗を黒のプラ鉢に植え、選抜落ちしたが自宅鑑賞用にする苗を素焼き鉢に植えていました。
 9月に入って2つの鉢を確認すると、苗の勢いが逆転していました。
 素焼き鉢は、菊にとって良い環境なのでしょう。
 

9月15日
 本日をもって、液肥による追い込みを終了しました。
 9月に入ってから雨が多かったので、それほど追い込みをしていませんが、まあまあ苗が充実してきました。今年はそれなりの花が咲くと思われます。

次のページへ


もどる   トップページにもどる