大菊栽培(その5)                      もどる   トップページにもどる


10月31日
 今日が、所属菊花展の搬入最終日ですので、選抜組を出品しました。

 例年通り、6時間2200円の小型レンタカーを借りて、会場まで2往復しました。
 午後3時までに出品を完了しなければならなかったのですが、往復に時間がかかってしまい、スプレー菊は出品をあきらめました。(会場には参考出品として飾ってもらえそうです。)
 さて、今年から菊花会役員の仕事も少しずつではありますが、協力していくことにしました。
 11月5日と8日の審査日には、審査補助を頼まれましたので、受けることにしました。

 また、11月14日(土)の会場当番も引き受けることにしました。
 当日は、一生懸命売店で小菊を売っています。
 会場のダルマ、福助棚には、鉢がビッシリと並べられていました。
 去年よりも出品数が多く、私の提供した苗のラベルも多くありましたので、講習会の成果もでていると思われます。
 今年も開花が早く、これ以上の開花を抑えるため、薄暗い最上段には、もう置く場所がありませんでした。
 まあ、出品数が多いのは、菊花展としては良いことです。

 
11月1日
 3日の切花審査に向けて、一文字の綿詰めを行いました。
 ここ数年は輪径が24cm程度で、巨大輪とは程遠い。 初心者であった頃は28cmであったが、そんなに肥料抜きをしないで、遅くまで肥料を与えていたのが良かったのだろうか。
  輪径が小さい分、丁寧な綿詰めで綺麗に見せたい。
 
 新玉光院の花弁に最初からシミがあるのを発見。これは強風のとき花弁がブラインドと接触して出来たものです。大きな花弁なのでバランスを考えると抜けず、しょうがないので穴を開けないよう注意します。
 右が国華園から取り寄せた『岸の北極光』、左が私が所有している『新玉光院』です。

 昨年薄かった新玉光院の濃い色が戻ってきました。
 今年はコクナールを購入して与えたのが原因だと思います。とりあえずは良かったです。

 しかし、岸の北極光ってもう少し黄色ではないのでしょうか。葉っぱも草丈も新玉光院に似ており、色の濃さが若干薄いだけですので、ノーマル新玉光院の間違えではないでしょうか。
 
 玉光院、新玉光院(シミあり、シミなし)、岸の北極光の4花の綿詰めを完了させました。
綿詰め開始は朝10時で、終わったのは夜の9時です。

 3花で組むことも出来るのですが、単花で出品することにします。
 新玉光院は迷うところですが、輪径が大きいシミありで出品しようと思います。

11月2日
 大き目のダンボールに、3花を梱包しました。
 玉光院、岸の北極光、そして迷ったのですが、シミ無しの新玉光院を選択しました。

11月3日
 本日、所属菊花会の第1回切花審査日です。
 地下鉄20分ほどで会場に到着しました。
 梱包は完璧ったので花痛みは無く、余裕を持って綿をはずし、3花の最終調整を行いました。
 
 左から、玉光院、新玉光院、岸の北極光です。
 巨大輪ではありませんが、綺麗に花弁を伸ばすことが出来ました。
 一文字部門のエントリーは10花です。
 これだけ数がでると、うれしい。
 良い花が出ているので、久しぶりにドキドキしました。
 審査結果。

 優等首席 玉光院    14弁(25cm)
 優等二席 岸の北極光 14弁(25cm)
 優等三席 新玉光院  14弁(23cm)

 
 本日のエントリーは123花ありました。
 早咲きであったこともありますが、沢山の出品にうれしさを感じます。

11月4日
 出張の帰りに日比谷公園に立ち寄りました。
 やはり、レベルが高く参考になります。
 花数も沢山出ていましたので、菊花展に迫力がありました。
 優等首席の一文字の花弁は13弁でした。
 13弁だと舟弁が大きく広がるので、迫力があります。
 私の所属菊花会も13弁を認めてほしいところです。
 
 さて、明日は所属菊花会の審査日なので、最後の花直しをしました。
 日比谷を見た後では、花の大きさが見劣りしてしまうのですが、すこしでも見栄えを良くするため、鉢を拭いたり、脇芽を摘んだりして、他に出品している小学生のお手本にならなければならないので、誠意をみせました。
 

(写真で見るとでかく見えますが、実際はそんなに大きくないです。)
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